ページビューの合計

2003年2月16日日曜日

CTN杯・予選リーグ

6年生にとって、最後の大会となるCTN杯(旧名称:お別れ大会)が始まりました。
先週も雨で流れ、今日の天気予報も雨…
どうなる事かと思われましたが、予選リーグを何とか消化しました。
雨の方は1試合目の途中からポツポツと降り出し、2試合目を待っている間に段々強くなってくる始末…
肝心のグランドは、水が浮いているもののそれほどひどい状態ではなく、十分に普段通りのサッカーが出来る状態でした。

さて、6年生の状態なのですが、流行のインフルエンザにやられてしまう子が続出し、先週の土曜日に調整のために組んだ練習試合も、試合が出来る状態なのは9名という始末…
練習試合の最終戦に至っては、無理矢理人数を合わせて8名がやっと…(8人制で良かった!)
水曜日・金曜日の練習に欠席する子も数人いて、決して万全とは言いがたい状況でした。
そして、今日…全員が会場に来たものの、試合は出来ないと言う子がやはり多く、出れる子は12名。(2試合目には、1人増えて13名…)
自分の体調を試合に向けてコントロールする事も、選手としては非常に大切な事。
自己管理という意識をもっと持たせておくべきであったと、反省…

さて、試合会場は武蔵台小学校。6年生(というより、もうすぐ中学生)が11対11の人数でサッカーをするのには、狭すぎるグランドです。(何とかしてよ、中野区!…しつこい?)

●1試合目:対わかみや(勝ち:4対1)
・狭いという事は、スペースがないということで、ボールを持った瞬間にプレッシャーを受ける事を予め覚悟しておく事。
・逆の見方をすれば、フリーでボールを持てた時はチャンスであると同時に、その時間を長くはもらえないので、早い判断でボールの流れを止めない事。
・プレッシャーを受けながらでも、周囲の状況を見て良い判断をしなければいけないので、ボールの置き所(トラップの後、ドリブルの時、キックの時など)に気を付ける事。
以上の点をゲーム前に指示して、ゲームにはいる。

グランドが狭いという事もあってか、ボールが収支落ち着かない状況。
ボールを持った選手が楽な姿勢になるように、周囲が見れる姿勢になるようにボールを横や後に動かしながらのドリブルをすれば、もっと落ち着くのだろうが(とりあえず)前にボールを運ぼうとする選手が多く、3点差で勝ったものの良いゲームであるとは言えない…
後半の終わりに(チャンスに結びつける事は出来なかったが)1回だけゆったりとしたリズムでボールを動かす事が出来た。
ゲーム後、そのようなプレーをもっと出せるように、ドリブルのスピードをもっと抑えて周囲を見る事に最大の注意を払うように伝える。

●2試合目:対JFC(勝ち:10対2)
・もっとゆっくりと余裕を持ってプレーする事。
・がむしゃらにプレーするだけではなく、もっと頭を使って相手とかけひきをしたい。周囲を見なければ、良いプレーは出来ない。『見る』という事にもっと気を配る事。
2試合目の開始時には、以上の2点を指示した。

前半は、得点を奪った直後に失点を繰り返し、ノーガードの打ち合いの様な展開…
3対2と1点リードで折り返す。
周囲を見て判断するという事に関しては、1試合目とあまり変わっていない…
それに加えて、ボール際の当たりが軽くあっさりとゴールを奪われている。

・もっとゆっくり!ドリブルのスピードを上げても、そんなに良い事は起こらない。
・相手に簡単にやらせすぎている。ボールを奪えなくても、しっかりと身体を寄せて、相手にプレッシャーを与えたりバランスを崩す事。
ハーフタイムで以上の指示を与える。

後半の立ち上がりに得点を上げ、余裕が出来たという事もあるのだろうが、このハーフは良いサッカーが出来た。
ボールをシンプルに動かし、フリーでボールを持てる場面が多く、そこからショートのスルーボールでチャンスを多く演出した。
このようなゲームがもっと出来ると良いのだが…

課題は、ボールを持った時の早さ。
判断、ドリブル(ラン)、ステップ…そこには、色々な種類の早さがある。
どれも最大限まで上げてしまうと、良いプレーは出来ない。
大切なのは早さではなく、判断の質だと思う。
最高の判断をするために、どうすればいいか…自分の最大限のスピードの70~80%に押さえてプレーする事ではないか。
自分もサッカーをする時には、全速力でドリブルする事は滅多にない。
よほどフリーになっていない限りは、スピードを抑えて精神的な余裕を持ち、なによりボールを無くさないように心がける。
ドリブルするよりもパスを使った方が、ボールは数倍も数十倍も早く長い距離を動く。
がむしゃらにドリブルをするのではなく、その有効であるパスを正確に、そして相手のイヤがる所に出せるようにするべきだと思うのだが…

さあ、水曜・金曜の練習でここを修正して、最後の決勝トーナメントに臨もう!

0 件のコメント:

コメントを投稿