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2015年4月12日日曜日

4年生ハトマーク@浜田山小

愛用のバイクが行方不明となり、久しぶりに電車・バスを利用しての試合会場入りとなりました。
治安に難ありといわれていた足立区に住んでいた時には、バイクの盗難は何度か経験しましたが…。
ここ数年、新たな居住地で油断していたわけではありませんが、強制的にウォーキングをする毎日です。
しかし、そんなコーチの落ち込んだ気持ちなど関係無しに試合はやってきます。
新4年生のブロック大会「ハトマークフェアプレーカップ」です。

2008年6月15日日曜日

中野区春季大会・4年生

Aチームの春季大会が終わりました。
初戦:本郷戦 1-1引き分け 内容はイマイチ
1戦目:WSC戦 1-2負け 内容はまぁ良いかな?
2戦目:KFC戦 3-0勝ち 内容は良い!
という感じで、絵に描いたように内容が良くなってきたAチーム。
簡単に言ってしまうと、ドリブルのスピードとコースという意識が浸透した結果ではないかと思います。

まず、この日の試合では、開始早々にユウトがセンター付近で背筋を伸ばしてゆっくりドリブル。(ベッケンバウアーのような…って古い!)
そこから前線のマキへスルーパス!
これはオフサイドになりましたが、このようなイメージを持つことは、これまでのゲームでは見られないことでした。
パスのスピード、タイミングには、もう一工夫ほしいところですが、徐々に「サッカー」を見せてくれるようになってきました。
もう1つ良かった点をあげると、自分のプレーを「こうする!」と決めつけなかった事です。
例をあげると、2点目のユウトのシュートです。
オフサイド気味に飛び出し、フリーでシュートを打てる状況でしたが、ボールのバウンドが自分のシュートするタイミングと合っていませんでした。
既にシュート態勢に入っていたユウトは、そのまま強引に打ち切るのではなく、シュートの態勢をやめ、もうワンバンドさせて、タイミングを合わせてしっかりとボールを捉えたシュートを打ちました。
また、ドリブルでゴールライン付近まで持ち上がったソウタがシュートかセンタリングをしようとキックの動作に入りましたが、相手が対応している事と角度がないのを見て(だと思います。もしかしたら、最初からキックフェイントのつもりだったのかも?)切り返して、中の選手へ落ち着いてパス。
どちらも、トップスピードの中で、精一杯のプレーをしていたら出来ないプレーだと思います。
このようなプレーが一部の選手にですが、出てきた事は大きな進歩だと思います。
チーム内でこのようなプレーが随所に見られるようになってくれば、サッカーの魅力はさらに増すのではないでしょうか。
さて、ここまで予定通り(?)に変化していく事は、自分のこれまでのコーチ経験を振り返っても、なかなかありません。
別に子ども達に、特別な(指示の)伝え方をした訳でもないし、これまでと変わった練習をした訳でもありません。
おそらく、子ども達がこちらの想像以上に、話しを良く聞いて理解していたのでしょう。
人の話しを聞く、理解することの大切さを再認識しました。
また、そのような習慣を身に付けさせるように、コーチとしてどの様な事をどんなタイミングで何を言うのかが重要になります。
常に「ああしろ!」「こうしろ!」と言っていては、単なる「命令」となってしまい、子ども達が情報を自分のものとして自分なりに理解して取り入れる事をしなくなってしまいます。
どう動けばいいかは、常にコーチが言っているのですから、それに従ってさえいればいいのです。
でも、これでは本当の意味での成長にはなりません。
サッカーの技術だけでなく、考える力、理解する力もサッカーには(サッカーに限らず)とても大切です。
今回は、試合間隔、相手のレベル、試合内容などの外的要素も含め、上手く歯車が噛み合ったようです。

2008年6月8日日曜日

中野区春季大会・4年生

前回の試合では、Aチームよりも「スピード」に頼るドリブルが目についた感のあるBチームのサッカーでしたが、この日の試合は前回よりも良い内容でした。
試合前に子ども達に言ったことは2つ。
1.ドリブルはスピードとコースに気をつける
2.サボらすに相手のボールを追いかける

2.のディフェンス面というか、ボールに対してプレッシャーをかけるという点に関しては、まだまだだなぁと、思います。
相手がボールをコントロールしきっているわけでもないのに、自分よりも相手の方がボールに近いのを見ると、「どうぞ、どうぞ」とゆずり合いの精神を発揮してしまう、育ちの良さ(?)が目立ちました。
ディフェンスのセオリーに「飛び込まない」「足を出さない(取りにいかない)」というのがあります。
これは、相手選手が完全にボールをコントロールしているのに、不用意にボールを取りに足を出したり、突進してしまうと簡単にかわされてしまうということです。
ですが、まだこの時期には「ボールに対してアタックする」「ボールを奪ってやる!」という気持ちが大切だと思います。
そのうちに「ただ突っ込んでもかわされちゃうぞ?」と感じるようになって、取りにいくべきタイミングと、取りにいってはいけないタイミングを覚えていけば良いと思います。
ただ、今のお上品なサッカーでは、飛び込んでかわされてしまう事も、速く激しくプレッシャーをかけてボールを奪うという事も経験できずに成長してしまう可能性があります。
しばらくは「ボールに寄せろ!(行け!)」という指示が多くなりそうです。
さて、1.のドリブルに関してはスピードとコースを意識する選手が増えてきました。
満点をあげるほどではありませんでしたが、合格点には十分な内容でした。
まだ、ほとんどの選手が「合格!」とはいえませんが、身近にそのようなドリブルをする選手が増えてくれば、自然とそれがチーム内に浸透していくと思います。
一つだけ苦言を呈するとすると、最後の最後の場面、所謂仕上げの段階で力が入りすぎてスピードが上がってしまう、ドリブルが大きくなってしまうという点でしょうか。
そのような場面でこそ、冷静に周囲を見ながら、ずる賢くプレーすることが出来れば、もう少しチャンスが作れたと思います。
唯一のゴールとなった、マキのゴールは最後まで落ち着いてドリブルした結果でしょう。
そして、そこが1得点のみに終わってしまった原因でもあるでしょう。
あ、試合の方は1-2で負けました。
1点はオウンゴール(相手のクロスをクリアしようとして)で、もう1点は自陣ゴール前でのパスミスからという事で、簡単にいうと自滅の2失点でした。
このようなミスからも、上手くなるための何かを感じ取ってくれれば、今回の敗戦は大したことではなくなるでしょう。
水曜日の練習の時にでも、ミスの原因について話しをしてみようと思います。

2008年5月18日日曜日

中野区春季大会・4年生

「ゆっくり!」これは、練習中・ゲーム中にコーチがよく子ども達に使う言葉です。
わざわざスピードを落とせとコーチは指示を出しているわけです。
「メッシの高速ドリブル!」「ロナウドは速すぎる!」などという言葉が世間を賑わせていますが、それでもあえて「ゆっくり!」なのです。
その答えが今日の4年生の試合に垣間見えたと思います。

まず、ドリブルでは1試合目のダイチとヨッシーのドリブルです。
おそらく7割程度のスピードでドリブルをしていたと思いますが、ボールが足元から逃げることがほとんどありませんでした。
相手DFが出してくる足を冷静にかわし、空いているスペースへ丁寧にボールをコントロールしながらドリブルをしていました。
ゆっくりドリブルすることの利点は…
・ボールコントロールを乱しにくい
・スピードやパワーでの「エイヤッ!!」という突破ではなく、相手との駆け引きが必要になる
・周囲の状況が目に入る
などでしょうか。
3番目の周囲の状況が目に入るという点に関していえば、ユウスケのゴール前での2本のパスは見事でした。
1回目は、ゴールのやや左でボールを持ち、良い態勢でボールを保持していたため、いつでもゴールを狙える状態でした。
当然、相手DFはそのボールにめがけてチャレンジしにいきます。
その時、ユウスケの左、ゴール正面にいたテッタにタイミング良くパス!
惜しくもゴールにはなりませんでしたが、良く周囲を見ていた証拠だと思います。
もう1本も、ゴール前で相手DFを引きつけ、ゴール前でフリーになっていたヨッシーへ丁寧なパス。
これはゴールにつながりました。
2試合目のBチームは前半に何度も得点チャンスをつかみながら、シュートが決まらずイヤな雰囲気になりました。
それも関係しているのかもしれませんし、相手チームのプレッシャーが1試合目の相手よりも速かった影響もあるかもしれませんが、ただガムシャラに突き進むという印象を受けました。
スピードを抑えていないため、コントロールを乱して自滅したり、密集地帯に果敢に(?)突っ込んでワケワカラン?というプレーが目立ちました。
足の速い子、スピードに自信のある子ほど、スピードをコントロールできていない傾向にあります。
相手に足を出させてかわす、そして自分のボールコントロールは乱さない。
さらに欲をいえば、周囲の状況もしっかりと把握できている。
とりあえずは、このレベルを目指していきたいと思います。
チームとしてどの様に攻めるか?という事はその後です。
さて、冒頭にメッシやロナウドのドリブルの速さに触れましたが、彼等は決して速さ「だけ」ではないのです。
「巧さ」をハイスピードの中で出せるという点で他の選手達よりも抜きん出ているのです。
速い「だけ」のサッカー選手なんて聞いたことがありません。(犬より速いという選手が埼玉のチームにいますが…)
それならば、陸上選手をスカウトしてくればいいのです。
サッカー選手には、サッカー選手にしかできないプレーがあるのです。
もちろん、そこに「のろいプレー」と「速いプレー」が同じレベルであったとしたら、「速いプレー」が良いに決まっています。
しかし、「巧さ」「ずるさ」「判断力」「正確性」が損なわれるような速さならば、もっとスピードを落とすべきです。
スピードの出し過ぎに注意!
ドリブルは急には止まれない。

2008年4月29日火曜日

中野区春季大会・4年生

火曜日の試合連絡を日曜の夜10時に流す。
明日(月曜)の正午までに出欠連絡を下さいね、と。
ちょっとばかし、大人の事情というヤツが絡んでいたのですが…
フタを開けてみれば、あらビックリの29名中、欠席3名のみ!
恐るべし4年生!

4年生になって初!というか、3年生の秋には公式戦がなかったので、本当に久しぶりの公式戦。
別に、公式戦だから練習試合と違うということはないのですが…
さて、中野区の4年生大会は8人制です。
サッカーは11人でやるものだと思っている方が多いと思いますが、それは大人の話しです。
最近になって、ようやく日本協会も小学生期には少人数制の試合を推奨しはじめました。
人数を減らすことによって、ボールタッチの回数が増えるとかという事が言われていますし、日本協会もそれをデータとして公表したりしています。
でも、そのようにデータとして表に出てこない部分に、少人数制の良さは沢山あると思っています。
実際にボールにタッチしなくても、ボールに関係する時間が多くなる。(サボれなくなる?)
ポジションが流動的になり(ならざるを得ない)そこに選手自身による判断(攻撃参加?ディフェンスに戻る?など)が伴ってくる。
(グランドの広さにもよりますが)時間的・空間的な余裕が出来、判断の伴ったプレーが増える。
…等々です。
この辺の話しを書き出すと、スペースがいくらあっても足りませんので、この辺にしておきますが、8人制とはいえ立派なサッカーであり、それは子ども達のための移行であるということを頭の隅にでも入れおいていただければと思います。
さて、試合の方は0-5で負けました。
前半は、お互いにチャンスを作り、相手の鷺宮はそれをキッチリと決め、うちはキッチリと外したという、いつも通り(?)の展開でした。
そして0-2で迎えたハーフタイムには、「チャンスをしっかり決めているかどうかの差だけだ!」と子ども達のケツを叩きました。
しかしながら、後半は鷺宮の怒濤の攻撃を受け、こんどは逆に相手のシュートミスに助けられたり、キーパー裕次郎のファインセーブに助けられたりして、何とか3失点で凌いだという展開でした。
メンバー総入れ替えというのも影響したかもしれません…
この試合で感じた課題は2つ。
1つはディフェンス意識の低さ。
基本的に、この学年はイケイケで良いと思いますが…
「ボールを奪い取る!」「ドリブル?シュート?そんなモノさせるか!」という意識がもう少し欲しいところです。
また、ボールばかりを見てしまって、危険な相手選手やスペースを意識することがほとんどありませんでした。
これはボールウオッチャーといって、サッカーでは「最悪」の代名詞のようになっていますが、大人でもそうなってしまうことは良くあります。
ですから、4年生になったばかりの子ども達にそれを要求するのは酷かと思いますが、徐々にプレー中に気にしなければいけないエリアを広げていくようにもっていかなければいけなでしょう。
もう1つは、ボールを奪われすぎという事です。
自分のボールを絶対に奪われないというのは不可能に近いのですが、自ら奪われにいっているようなプレーが目について仕方がありません。
相手選手に向かってドリブルで突進、相手に近い足でボールをコントロール(ボールをさらす)、スピードオーバーでコントロールできず自滅…などなど。
そろそろ「パス」を中心にサッカーをすることに考えをシフトさせていくと思いますが、ドリブルは絶対に外せない基本中の基本です。
相手のディフェンスを切り裂くような突破のドリブルではなく、取られないように逃げ回るドリブルや、飛び込んでくる相手をヒラリとかわすようなドリブルを何とか身に付けたいところです。
これは技術的な事というよりも「意識」の問題だとも思います。
イケイケサッカーではあっても、ボールを奪われるということは最大の恥であるという感覚を植え付けていかなければ…

2007年9月24日月曜日

ジュニア大会6ブロック予選・1回戦

4年生にとっては初となるブロック大会が行われました。
ブロック大会というと、ベストメンバーを組んで勝ちにいく大会だと思われている方も多いようですが、ベストメンバーを組む理由は違うところにあります。

つばさでは区大会の決勝戦であっても、(特別な悪さをしたとか体調不良を除いて)その日に出席している子は、ほぼ均等に試合に出場するようになっています。(これも、特に公言したり、約束しているわけではないのですが…)
それも、後半の残り5分だけで「試合に出た」という結果を強引に残すのではなく、ケガなどで途中退場することがなければ、ハーフの頭から終わりまではピッチ上にいることになります。
上手い子も下手な子も、頑張って練習している子も、そうでない子も(当然偏りはありますが)ほぼ均等に試合に出ます。
これは、つばさが「サッカーをやりたい子、全員集合!」という方針を持っているからです。
技術的、運動能力的な差があっても、サッカーをやりたいという「気持ち」さえあれば、誰でも仲間になって一緒にサッカーをしようというのが、つばさの創部以来のコンセプトです。
そして、それは「クラブに入る」という事だけではなく、練習、練習試合、そして公式戦でも「プレーする」事を意味しています。
試合に出ずして、サッカーをしていると言えるか!というのがコーチとしての考えでもあります。
そして、なによりもターゲットを5~10年後に置いているからという点も、大きな理由の1つです。
自分は、これまで中学生や高校生の指導もしてきました。
セレクションをして、選手を選抜して入会を許可させるというようなチームを見ていた事もあります。
そのような上の年代を指導する立場からすると、小学生の時期に必要なのは「チームの成績」ではなく、「個の能力」なのです。
東京都大会で、常に上位にはいるようなクラブの選手でも、全くセレクションに引っかからない子もいます。
しっかり蹴れて、よく動くし、声もよく出す……おそらく、コーチのいう事はよく聞く、というよりもコーチの指示通りに動くんだろうな、という子はたくさんいます。
そして、残念ながら、コーチ(大人)のいう事をよく聞き、指示通りに動く事に力を注ぐという子は、その後あまり「伸び」を期待できません。
それよりも、強豪とは呼べないようなチームで、伸び伸びとサッカーを「楽しんで」きた子達の方が、その後、急激な「伸び」をみせる事があります。
サッカーは、瞬間的な閃き、アドリブ、なによりも遊び心が必要とされるからだと思います。
そして、それはレベルが高くなれば、なるほど必要とされます。
そんな自分の経験もふまえて、つばさではベストメンバーを組んで「勝つ」ことに全力を注ぐのではなく、今後のためのベース作りをしようと考えました。
ただ、勘違いしないでもらいたいのは、「勝つ」事を放棄しているわけではありません。
どんな試合でも、子ども達には「勝つ」という事を要求します。
しかし、選手を選別したり、なるべくリスクを冒さないような(大きくボールを蹴って地域を挽回するような)プレーをして「勝つ」という事ではありません。
本当の「サッカー」をして、サッカーで、そして、試合に「勝つ」事を子ども達には要求します。
したがって、普段の練習では、練り練ったセットプレーで1点をもぎ取って試合に「勝つ」という事を目的にするよりも、試合中に良いプレーが出来るようにする事に時間を多く割きます。
これは、クラブの、そしてコーチとしての方針であって、これが絶対的に正しいとは自分も思っていません。
しかし、自分なりに自信を持って子ども達に接するためには、これは絶対に外す事は出来ません。
仮に、クラブの半数近くの人から異論が出るのであれば、自分はやり方を変えるのではなく、コーチを辞する道を選ぶでしょう。
単なる町のクラブチームですが、絶対に譲れない「方針」「方向性」というモノは存在します。
さて、そんな事もあって、区大会の決勝戦でもほぼ均等に出場させていますが、そこには弊害も存在します。
努力をして、個人練習をして、サッカーの技術を伸ばした子達と、何もしていない子達……この子達が同じように試合出るという事です。
努力して、力をつけたという事を正当に評価してあげるべきですし、その逆に、「努力が足りないぞ!」という事も教えてあげなければいけないと思います。
ブロック大会におけるメンバーを選んで出すという事は、そういう事なのです。
この大会に出る事になっても、出られない事になっても、そこには今後に向けてどうすればいいのかというヒントを発見できるはずです。
「出た」「出ない」という現時点での「結果」ばかりを気にしないで、「では、どうすればいいのか?」という事を考える機会になればよいと思います。
…と、かなり前置きが長くなりましたが、4年生のブロック大会1回戦です。
結果は、相手のミラクルシュートが決まり、0-1で負けました。
しかし、ボールはほとんど相手陣地内にありました。
つまり、高い位置で相手のボールを奪う事が出来、ルーズボールもほとんどこちらのモノにしていたのです。
それなのに、なぜ?
技術的には、パスミス、トラップミスが多かった事。
1m程度のズレでも、ゴール前では致命傷になります。
パスのスピードやタイミングのズレもゴールを奪うためには、ほんのちょっとのズレが命取りとなります。
その辺りの意識がまだまだ足りないと感じました。
戦術的には…まだ、ポジションも決めていないし、チーム戦術と呼べるようなモノはありませんが、個人の判断、駆け引きといった個人戦術に目を向けると、「遊び」が足りない気がします。
前半、あまりのシュートの少なさに「シュートが少なすぎるだろう!打てるときはどんどんシュートを打たないと!」とハーフタイムに指示を出したら、後半は闇雲に、強引に打ちまくっていました。
あとワンタッチして、ゴールとの角度を変えれば、もっと良い状態で打てるのに…という場面が何度もありました。
まだ4年生だから…という気もしますが、もう少し応用が利いても良いのではないかという気もしました。
これは、コーチがアレコレと言い過ぎだということなのかもしれません。
修正点は山積です…

2005年9月19日月曜日

ジュニア大会6ブロック予選 まとめ

勝っちゃった!
…また、勝っちゃった!
てな具合で順調に勝ち星を重ね、気付いたらブロック大会のベスト4というところまで駆け上がってきていました。
非常に頑張った子ども達には失礼な話しですが、正直これほどまでの結果を残せるっとは予想していませんでした。

前日の所沢での練習試合。
ブロック大会の準備ということで、相手チームに頼んで組んでもらった試合でしたが、ドッチボール大会やお祭りと重なっていたため、参加人数は8名。
試合内容も次の日に期待を膨らますにはほど遠い内容でした。(集まった人数も人数だから仕方ないのかもしれませんが…)
ところが、フタを開けてみると…
初戦は、先制されたものの、それをひっくり返し2-1で逆転勝ち。
2回戦は、危なげなく6-0で勝ち。
翌日の初戦は、朝練と重なっていたため見れませんでした。
朝練後に試合会場に着くと、ちょうど試合が終わった所で、遠くからつばさの子ども&親の歓喜の声が聞こえ、「あぁ、勝ったんだ!すげぇな…」と思ったのでした。
スコアをきいてまたビックリ!
3-0というのは、危なげなく勝ったということか?
よい意味でコーチの予想を裏切ってくれます…
準々決勝の相手は、向原シャークス(このチームも結構ヤル!)を8-1で撃破してきた王一。
内心、ここまでか…というコーチの予想をまたも裏切り4-0で勝利!
もう何がなんだか分かりません…
このまま勝っていってしまう(?)のか!
3日間のインターバルをおいての4強対決。
1勝でもすれば中央大会に出場できるのですが、結果は惜しくも4位…
ここまで来たのなら…という期待は現実のものとはなりませんでした。
3日間のインターバルで、勢いが消えたしまったのかもしれません。
さて、トーナメント表を見ただけでは「強豪」かと思われるような4年生。
全部の試合を観た訳ではありませんが、ここまでの結果を残せたのは、ディフェンスの力が大きいということを感じました。
それも、チームとして組織的に守ったというよりも数名の「個人」の力に因る所が大きかったと思います。
最終ラインで(イヤイヤながら)賢く相手の攻撃の芽を摘んで回ったコウキや、特に王一戦で身体を張って汚れ仕事をしたタクミ、ポジションなんてお構いなしにボールを追いかけまくったカズマサ…
もちろん、相手がシュートを外しまくってくれたこともありますが、彼等の「影」の仕事が今回の躍進につながったのは間違いないと思っています。
攻撃面では、まぁ4年生ならこんなモンかな…
という感じではありましたが、もう少し賢くプレーして欲しいなぁという思いもありました。
それにしても、よく点数が入った(入ってくれた)なぁ…というのが正直な所です。
それでも、所々で「判断」の伴ったプレーが見れる場面もあり、今後に期待することは出来そうです。
ですが、今回のベスト4は、ハッキリ言って出来すぎの感があります。
準々決勝なんかは「入っちゃった!」「勝っちゃった!」という感じでした。
今のままのサッカーでは、次回も同じような結果を残すことは難しいと思います。
ヘンに天狗にならなずに、「次こそは…」という気持ちを持ち続ければいいのですが…
さて、問題は今回の大会でベンチを温めることの多かった人達です。
別にコーチは、ベンチメンバーが憎くて試合に出さないのではありません。
普段は、練習していなくても、練習を休みがちでも、上手くなる努力をしていなくても、そんなことは関係なしに試合には出場させています。
それは、試合を経験することがサッカーを好きになるためには必要不可欠だと思っているからです。
もちろん、上達するためにも試合経験は必要です。
子ども達には、練習試合はもちろんですが、中野区大会でもほぼ均等に出場機会が与えられています。
しかし、それは「ぬるま湯」であることは間違いありません。
「試合」という晴れの舞台に出るためには、そのための「準備」が必要だということを理解している子どもは少ないでしょう。
でも、小学生の段階では、それも「アリ」なのではないかと自分は考えています。
だからこそ、区大会でも前後半でメンバー総入れ替えのような現象を起こしているのです。
ですが、「ぬるま湯」にばかり漬かっていては、一番大切な「精神的」な成長は望めません。
時には悔しい思いをすることも必要だと思います。
だから、年に1~2回のブロック大会はその時点のベストメンバーでいくということにしています。
そういう説明は、事前に子ども達にもしてあります。
ところが、実際に自分が出れないと分かると、「オレにはまだまだ力が足りないんだ…もっと頑張ろう!」なんて(大人の望み通りに)思う子はあまりいません。
「ねぇ、コーチ…オレ、出してよぉ~!」「オレ、今日ぜんぜん試合に出てないんだけど…」と甘えながらアピールしてきます。
「ぬるま湯」から「熱湯?」や「水風呂?」に移すのは、子ども達にとって効果があるのかどうかは分かりませんが、その意図を少しでも理解してくれればいいなぁというのが正直な気持ちです。
勘違いして欲しくないのは、自分は大会で「結果」を残すことに関しては拘っていません。
(『結果』を残すための出来る限りの努力はします…当然ですが)
ブロック大会だけベストメンバーでいくのは、少しでもよい「結果」を残すためではないのです。
他のチームのコーチから「強いですねぇ…」と褒められても、自分はちっとも嬉しくありません。
それよりも、「良いサッカーをするチームですね」とか「良い選手がたくさんいますね」と言われたいのです。
小学生は「個人」を伸ばす事をターゲットにするべきだと思っていますから。
その上で「みんな楽しそうにサッカーしている」とか「明るいチーム」と言われれば最高です。
さて、ブロックでベスト4という「結果」を残した4年生。
このような「結果」を出すということは、簡単なことではありません。
今後のサッカーに「自信」を持って取り組むことが出来ると思います。
ベンチメンバーとスタメンとの間に温度差はないと思いますが、チーム一丸となって突き進んで欲しいと思います。
「仲間」や「チーム」を大切にする事も、「個人」の成長には欠かすことが出来ません。
前進あるのみ!

2005年7月23日土曜日

こんなもんか?

たまりにたまった「ひとり言」を書き上げたついでに、もうちょっと…
これぞ本当の「ひとり言」!
というか、ボヤキかな…

蹴り納めの桃二の朝練での事。
3・4年生に軽く説教をしました。
前々から気にはなっていたのですが、ゲームにコーチが入るのを嫌がるのです。
特に4年生が。
理由は簡単です。
・自分のボールをコーチに取られる
・コーチがドリブルすると、ボールを取れない
要は格上の相手とはやりたくないという事なのでしょう。
コーチが格上かどうかはこの際おいておくとして、その後ろ向きな態度にカチンときました。
「そんな情けないヤツは、いつまでたっても上手くならない!」
「挑戦する気持ちを持たないでどうするんだ!」
「そんな弱虫ヤロウとはオレだって一緒にサッカーする気にならん!」
というような事を言って、強引に入ってプレーしてやろうかとも思いましたが、この日は途中で会場当番の若宮小へ行かなければならない事もあって、ヤメました。
フィールドの外からゲームを見守り(?)ました。
自分の中では、サッカーのアイディアは遊びの中から生まれてくるもの。
明らかに身体の大きな相手やスピードのある相手からどうやってボールを守るか、どうボールを動かせばゴールを奪えるのか、どうすればボールを奪えるのか、といった事を教えられるのではなく、試行錯誤しながら自分で考え出さなければいけないと思っています。
それほど工夫をしなくてもボールを取れたり、ゴールを奪えるというのも楽しいのかもしれませんが、それは友だち同士のサッカーで好きなだけやってくれと思います。
(本当は、友だち同士のサッカーでも、近所の兄ちゃんやオッサンが飛び入りで混ざるストリートサッカーのような環境であれば最高なのですが。)
つばさのコーチは、手取り足取りサッカーを教えてくれる「先生」ではなく、偉そうに遊び場を仕切りながらサッカーをする年齢不詳のガキ大将(ムリがあるか?)達なのです。
もっとコーチに対抗意識をむき出しにしてきても良いと思います。
そういえば、この前のシニアの試合(妙正寺)でも、自分がボールを持った時に全くプレッシャーを受けませんでした。
谷戸でのゲームの方がプレッシャーを感じたくらいです。
ちょっとガッカリです…

2005年6月26日日曜日

中野区春季大会・4年生

1勝1引き分けでむかえた予選リーグ最終戦。
決勝トーナメント進出には、最低限でも勝ち点「3」が欲しいところです。
贅沢をいうのであれば、大量得点のオマケ付きで…

しかし、相手の鷺宮は3年生の時にも負けているという相手です。
自分の記憶は定かではないのですが、子どもがそう言っていたとSコーチが言っていました。
それも、結構な負けっぷりだったようです。

さて、4年生の公式戦を見るのは、実はこの試合が初めてです。
練習試合は何度か見ましたが、公式戦(2回あった区大会)は予定が重なっていて見る事が出来ませんでした。
1試合目の谷戸フレンズには9-2と大勝。
2試合目のKFC・Aとは2-2で引き分けましたが、担当コーチの話しではほぼ勝ちゲームだったのに、追いつかれてしまった…とのことでした。

今日の結果は、1-3の敗戦。
これで、決勝トーナメントはなくなります。
もちろん、決勝トーナメントに出るだとか、優勝する、結果を残す事は非常に大切な事です。
子ども達のモチベーションに大きく影響しますから。
でも、今日は試合結果よりも試合内容に何も感じるモノがありませんでした。

確かに、子ども達は頑張っていました。
みんな必死な顔をしてプレーしていました。
でも、必死すぎるのです。
頑張りすぎるのです。
ちょっと、間違って伝わるかもしれませんが、自分には必死に頑張る事が悪い方に出てしまったと思いました。

今までの「ひとり言」にも書きましたが、「気持ち」の入っていない選手は選手ではないような事をずっと言ってきています。
ではなぜ?
簡単に言ってしまうと、頑張り方が違うのです。

今日の試合で感じたのは、ボールを持った時に頑張りすぎていて、結局自滅していた感がとても強かったのです。
ボールを持ったら、まずはしっかりとコントロールして、精度の高いプレー(ドリブルでもパスでもシュートでもなんでもイイ)をする事を考えるべきです。
でも、今日の試合では闇雲にスピードを上げようとしていたり、しっかりコントロールしていないのに、ゴールに向かって雑なプレーを仕掛けようとばかりしていました。

もちろん、そのようなプレーからでもチャンスは生まれます。
でも、そこには相手の「ウラ」をとるという、サッカーにおいて一番の「魅力」が抜けてしまうと思っています。
そのような雑なプレーから生まれるチャンスとは、偶然の産物(適当に蹴ったボールがたまたま味方選手にドンピシャリ!とか、強引なドリブルが相手に引っかかりながらでもたまたま抜けてしまった!とか…)であったり、相手のミスから生まれるものであったりします。

それでも、勝てばいい、勝たなければいけないという人もいます。
だから、とにかくボールを「前へ運べ、蹴れ」と…
残念ながら、自分はそうは思っていません。
だから、今日は頑張り過ぎだったし、頑張り方が違っていたと思います。

最後に、誤解がないように…
頑張らない選手は使えません。
でも、頑張る時はボールがない時です。
相手ボールを奪う時、パスをもらう動きをする時。
そこで楽をする選手は、決して良い選手にはなれないと思っています。
ボールを持った時にガムシャラに頑張る選手も…

2004年11月28日日曜日

会長杯・4年生

つばさ同士のガチンコ対決。
自分の記憶では、初めてだと思います。
ちょっと楽しみな気持ちもあるのですが、どちらかが勝ち上がる代わりに、どちらかは必ず敗退してしまうのです。
試合中は、ちょっと複雑な気持ちで観戦していました。

さて、結果の方は4-3でBチームが勝ちました。
テクニックや試合運びをチーム全体で考えるとAチームにやや分があるかなとも思いましたが、Bチームの方も決して負けていませんでした。
両チームとも、持ち味を出せた試合だったとは思います。
試合後は、何とも後味が悪い感じでしたけど…

その後、Bチームは谷戸キッカーズAに0-4で敗れ、28日の3位決定戦に進みましたが、そこでもジェッツAに0-3と負けてしまいました。

結局、ベスト8と敢闘賞という事になりましたが、ここ数試合を通して子ども達が何かを感じ取ってくれていればと思います。
もちろん、優勝するに越した事はないし、そうなってくれれば嬉しいのですが、何よりも選手「個人」の能力を上げる事が優先される時期だと思います。
例えチームが優勝しても、「ふ~ん…、で、お前はサッカー上手いの?」と聞かれた時に、「(同じチームの)アイツとアイツは上手いよ!」では困ります。
つばさの子ども達には、サッカーを愛し、長く関わって欲しいのですから、長い目で見て今回の大会が子ども達の糧になった事を切に願います。

さて、この大会を通じて自分が感じた事は「メンタル」の要素です。
しつこいくらいに書いていますが、自分は「根性論」は好きではありません。
しかし、ここで言う「根性論」とは、「技術」や「戦術」を無視した「根性」が全てを支配する様な考え方です。
負けたのは気合いが足りなかったからとか、勝ったのは気合いが入っていたからといった事だけを論じる事には抵抗を感じるのです。
しかし、同じように「気持ち」や「気迫」、「意地」や「プライド」を無視して「技術」や「戦術」のみを語る事は出来ないと思います。

11月14日の「ひとり言」にも書きましたが、「闘う気持ち」というモノは選手にとって備わっていなければならない最低限のモノだと思います。
逆の言い方をすると、その「気持ち」だけをほめられるという事は「技術」や「戦術」に見るべきモノがないという事。
また、「気持ち」が足りないと言われている選手は、高い技術や戦術眼を持っていたとしても、選手として成長するのには決定的に欠落している部分があると考えます。

試合の最後にBチームの子ども達には言いました。
「もっと激しく!」とか「強くボールを取りに行け!」とコーチに言われている間は、選手としてチームとしては、まだまだだという事。
相手ボールに対して厳しく強くなんて事は当たり前になってもらわないと困る。
その上で、ボールの持ち方やパスのタイミング、ボールを受ける時に気をつける事などのアドバイスが増える様にならなければならないと…

「メンタル」はもちろん、「技術」「戦術」面でも多くの課題が見られた大会になりました。
この課題、問題点を子ども達も同じように感じていてくれればいいのですが…
選手とコーチの意図が一致した時こそ、チームが飛躍的に成長する時だと思います。
コーチ歴は長いのですが、模索の日々は続きます。

2004年11月21日日曜日

会長杯・4年生

つばさAB対決を実現させるために、是が非でも勝たなければならないこの試合。
結果はPK戦を制したAチームが準々決勝にコマを進め、23日にAB対決が現実のものとなりました。

ところが…
試合内容は完全なる「負けゲーム」。
サッカーで負けて、勝負で勝った(試合自体は1-1なので勝ってはいませんが…)という所でしょうか…
ビッグチャンスも何回かありましたが、それよりも決定的なピンチを迎えた回数の方が遙かに上回っていました。

対戦相手のしんやまには「勢い」がありました。
選手達の運動量やボールに対する激しさなど、つばさには持っていないモノを存分に出された形になりました。
そういった、速く厳しいプレッシャーや圧力というモノに負けないだけの「強さ」を身につける事も必要だと思います。
それが、ここのところ強調している「メンタル」の強さだと思います。

しかし、サッカーの魅力は、ボールを激しく奪い合う事でも身体のぶつかり合いに勝つ事でも、速く走る事でも、たくさん動く事でもないと思っています。
これらの要素はサッカーで相手よりも優位に立つには必要な要素だと思いますが、サッカーの本当の魅力ではないと思います。
サッカーはプロレスや相撲でもないし、陸上やガマンくらべでもないのです。

サッカーの魅力は、相手との駆け引きだと自分は思っています。
「駆け引き」とは、簡単に言うと「ダマし合い」。
パスやドリブル、シュートといった場面で、いかに相手のウラをとるか。
相手の予測した事と違う方法でプレーを成功させた時、最高に気持ちがイイのです。
それは、オフェンスの時でもディフェンスの時でも、試合中は常に存在します。
レベルの高い相手との「駆け引き」(ダマし合い)はプレーしていても、なんだか嬉しくなりワクワクした気持ちになります。

オフェンスの時は、例えドリブルで相手を抜いたとしても、それが単なるスピードで勝っただけだったり、パスコースが読まれていたけど、なんとか味方に通ったプレーというのはあまり納得がいきません。
反対に、完全に相手のウラをとったプレーで決定的な場面を演出したり、ゴールを決めたりした時は、思わず相手に向かって微笑みかけながら舌を出してしまいたい衝動に駆られてしまいます。(ざまぁみろ…と)
なんだか、とっても性格の悪い人間に見えますが、サッカー選手は「ずる賢く」なければいけないのです。

そういった、駆け引きを楽しむためには、ボールを思い通りにコントロールする技術は必要不可欠です。
ある程度の身体能力も必要になります。
でも、サーカスの様なボールコントロール技術は必要ない(とは言いませんが…)し、100メートルを10秒台で走る様なスピードも、マラソン選手の様に長距離を走る能力も必要ありません。(そんな能力が備わっていたら、『ラッキー!』程度の認識でいいのでは?)

状況に応じて、自分の思い通りにボールをコントロールする技術は、頭を使うサッカーには必要不可欠です。
これは、リフティングが1000回できるとか、2000回出来るとかという問題ではありません。
中国雑伎団の様な小技も必要かと聞かれれば、「できればイイんじゃないか?」と答える程度だと思います。
それよりも、どんなボールでも思い通りにコントロール(トラップ)出来たり、狙った所にボールを蹴れる(その球筋も多くの種類が必要)事の方が大切です。

ジダンにスピードや強さを感じるでしょうか?
むしろボールコントロールの巧みさと、パスやドリブルのタイミングや意外性に目を奪われるのではないでしょうか?
現在、日本代表監督のジーコの現役時代のプレーもそうでした。
プラティニやマラドーナも…
(マラドーナにはスピードも強さもありましたが、それらが強調されることはなかったような気がします。身長も160cmちょっとしかなかったし…)

そうすれば、ガンガンとプレッシャーをかけてくる相手にも対応できます。
現在の4年生には、そこまでのボールコントロール技術はありませんし、まだ「駆け引き」を楽しむほど成熟もしていません。
でも、「もうちょっと頭を使えば?」という場面がいくつもありました。
前にも、どこかで書いたと思いますが、そういった事は「教わる」事ではないと思っています。
自然に「覚える」モノだと…
一緒にプレーするコーチ陣が、もっともっと子ども達を「おちょくり」倒し、彼らが「遊び」感覚で自然に身につけていってもらいたいと思います。

他にも言いたい事はいっぱいあるのですが、いっぱいありすぎるので、今回は中途半端で訳の分からない「ひとり言」ですが、ここまでにします。
明日は、どちらかが必ず負ける試合…
決勝前に、こんな試合があるのは、ちょっとイヤな気分です。

2004年11月14日日曜日

会長杯・4年生

20人という微妙な人数を抱えた4年生。
保護者会などで希望を聞いて、秋の大会は2チームエントリーという事になりました。
という事は、両チームとも11人には足りません。
そこで、3年生から助っ人登場となります。
最初は、コーチサイドから数名を指名して連れて行こうかとも思ったのですが、秋の大会は3年生は出ませんので、欲求不満をため込んでいる子がいる可能性もあると考え、「出たい!」と思っている子は全員連れて行くという事に決めました。
結果、9名が参加を表明。
ということで、初めての3・4年生の混成試合となりました。

AチームとBチーム、普段から同じ練習をしているはずなのですが、その試合内容は大きく異なりました。
対戦相手が違うので、全く同じになるわけはないのですが、こうもキレイに反対になるモンかと思ってしまいました。
Aチームは、ディフェンスに回った時に優しすぎる面が目立ち、「メンタル」面ではちょっと物足りない…
逆にBチームは、相手がクリアしようとしている所に身体を投げ出し、ボールを身体のどこかに当てて、簡単にロングボールを蹴らせない場面が非常に目立ちました。
それ以外の場面でも、「ボールを奪ってやる!」「攻撃させない!」という気持ちが良く表れていたと思います。
そして、攻撃の時には、Aチームが和人とモクチャンを中心に上手くサイドを変える様なボール回しができていたのに対し、Bチームの方はグランドを広く使う事ができませんでした。

試合の度に、課題が出てくる事はごく当然の事だと思います。
100点満点の試合なんてものは存在しないと思っています。
大切なのは、「早く改善できる事」をいつまでもそのままにしておかないという事だと思います。
ここで言うと「メンタル」面がそれに当たると思います。

もちろん、元々の性格やこれまで育ってきた生活環境などが、各選手の「メンタル」に与える影響は大きいと思いますし、そういった周囲を取り巻く環境や性格、人間性を簡単に変える事はできないと思っています。
では、なぜ「早く改善できる事」と言ったのか?

ものすごく大雑把な言い方をすれば、「走れ」ばイイのです。
相手ボールに対して、あと1歩近づく…
それは、リフティングの回数を増やす事よりも簡単だと思うのですが、いかがでしょうか?
もちろん、すでに限界近くまで走り回っているのであれば、もう1歩というのは、かなり大変な作業となるかもしれません。
でも、自分の目から見ると、あと4歩も5歩も近づく事ができると思うのです。
だからこそ、もっと「厳しく」「激しく」ボールを奪いに行く事は、「早く改善できる事」だと思うのです。

春の大会の決勝戦の時にも感じましたが、(というより、つばさではどの学年にも感じる)選手として伸びる為には必要不可欠な「メンタル」の強さに物足りなさを感じてしまうのです。
「気合いだけ」「根性だけ」の選手では困りますが、「気持ち」が入っていない選手は選手と呼びたくありません。
しばらくは、「メンタル」面を強調しつつ、ボールを持った時にはちょっと落ち着くという事が課題となりそうです。

ちょっと横道…

もう、かなり古い話題となりますが、「メンタル」に関連してオリンピック代表について…

さて、このアテネ組に対しては、あまり批判的な報道を目にしませんでした。
フル代表のジーコジャパンと比較すると、そこには天と地の差がある様に感じました。
でも、自分には、それが不思議でなりませんでした。
なぜなら、アテネ組のサッカーを見ても、全く心が動かされないのです。
むしろ、日の丸をつけて海外に出て行く事に恥ずかしささえ感じてしまうほどです。

なぜか?
それは、彼らを評価する時に決まって出てくる言葉があり、それ以外の言葉はほとんど聞かれなかったからだと思います。
その言葉とは「闘う姿勢」。

さんざん「メンタル」面の重要性を書いてきたのに、その「メンタル」面で評価されるアテネ組に好感を持てないのは何故か?
理由は簡単です。
「メンタル面の強さ」は選手として備えていなければならない必要最低限のモノだからです。

彼らは、すでにプロ契約している選手が大半です。
しかも、子どもではありません。
23歳以下なのです。
そして、なにより彼らは「日の丸」をつけてプレーする「代表」なのです。

それなのに、オリンピック直前に行われた韓国戦で、山本監督は「戦う姿勢が見られたので良かったです。」とコメントしていました。
自分はその時思ったのです、「今更そんな事を評価してどうすんの?」と。
そんなの当たり前でしょ?
どこの代表選手だって、そんなのは最低条件だろ?
そんな環境にこれから飛び込んで闘うのに…
それで、メダルを取るなんて本気で言ってんのか?
ホントに世界のサッカーを知ってんのか?

自分の感性が世間とズレ過ぎているのでしょうか?
でも、代表として活動するチームには、「戦う姿勢」は当たり前であって欲しいし、それにプラスして「スゴイ」何かを見せて欲しいと思うのです。

う~ん…
代表サポーターには袋だたきにされそうだなぁ。
ということで、まだまだ言いたい事はありますが、この辺で…

2004年10月24日日曜日

中野区春季大会・4年生・決勝T

10月も終わろうというのに、「春」の大会っていうのも…
狙った様に週末を襲う雨のせいで、ここまで引き延ばされることになってしまいました。
それに加えて、「ひとり言」の更新の遅れ…
もう、みんな忘れている頃でしょうか?
という事で、4年生の決勝トーナメントです。

結果から先に言うと、準優勝でした。
この「準優勝」という結果に関しては、人それぞれ思う所があるでしょう。
でも、中野区で2位という結果を勝ち取った事は、認められて良いと思います。

でも…やってしまいました。
試合後のミーティングで、子ども達に対して一言のほめ言葉もかけてやらなかったのです。
後になって思い返せば、「失敗したなぁ…」と感じるのですが、その時は「ほめる」なんて事は全く頭の中にはありませんでした。

それは、優勝を逃したからでも準優勝に満足していなかったからでもありません。
元々、自分は「結果」は後からついてくるものであって、重要視すべきなのは試合内容だと思っています。
特に、小学生期のサッカーには、「勝てば官軍」という言葉を当てはめてはいけないと思っています。

だからこそ、「準優勝」という「結果」に対して何も感じていなかったのかもしれません。
しかし、子ども達にとっては、大会で「準優勝」を勝ち取るという事は大変大きな出来事だと思います。
その内容にコーチが満足しているかどうかも大切ですが、「準優勝」という結果は、そう簡単に得られるものではありません。
そこをちゃんと評価してあげる事が出来なかったのは、自分にとって大いに反省すべき点です。
上手く導いていれば、もっとモチベーションを高める事が出来たかもしれないのに…
自分の代わりに、各家庭でご両親が準優勝という結果を評価してくれた事を密かに期待する事にしましょう…

さて、試合内容に目を移します。
この学年は、夏の合宿でようやくサッカーの入り口に立った、いわば「ヨチヨチ歩き」の段階です。
ポジションもまだ決めておらず、「トップ」らしき選手だけを決めて、タテパスのターゲットになろうという事が唯一の「約束事」のようなものです。(というよりもサッカーでは『常識』なのですが)
他にも伝えている事はあるのですが、この試合に関して言えば、そういった「駆け引き」「戦い方」という事よりも「心の中」、簡単に言えば「闘争心」といった事に目がいく事になりました。

今まで何度も書いていますが、自分は精神論者ではありませんし、根性論も好きではありません。
でも、「気持ち」の入っていない選手やプレーはもっと嫌いなのです。
この試合で目立ったのは、相手に攻撃をさせすぎているという事です。
もちろん、相手のレベルが数段上で、為す術もないという場合もあります。
しかし、この試合(決勝)に関して言えば、「もっと頑張れただろう!」という試合だったのです。

自分は、「頑張りすぎるな!」「もっと、ゆっくり!」といった指示を良く出します。
これは、ボールを持った時に、ガムシャラにプレーするのではなく、冷静に状況を判断して「賢く」プレーして欲しいという思いからです。
ボールを保持している時には、「気合い」や「必死」という表現が当てはまってはいけないと思います。
むしろ、飄々とプレーする選手の方が、自分は信頼をおけます。

でも、これはあくまでもボールをしっかりと保持している時に限った話しです。
トラップがちょっとズレてしまいボールを奪われそうだったり、ルーズボールを相手と奪い合う様な状況では、「飄々」としていては困るのです。
そんな時こそ、「気合い」や「根性」を見せて欲しいのです。

自分がボールを失う事や、ルーズボールを相手に渡してしまう事、それによって相手の攻撃を受ける事を何よりも嫌う選手になって欲しいのです。
そうなってしまいそうになった時には、自分の身体を投げ出してでもそれを阻止する様でなければ、選手としては失格といってしまうしかありません。
レクリエーションサッカーであれば、それも良いでしょう。
でも、子ども達には「選手」になってもらいたいのです。

別に「Jリーガー」になれと言っているのではありません。
高校で全国大会に出る様になれと言っているのでもありません。
やれる事を精一杯やる事、常に高い位置を目指す事が、そうする努力を怠らない事が必要だと思うのです。
「面白おかしくできればいいじゃん!」という意見もあるかもしれません。
確かに、そういうサッカーがあっても良いと思います。
でも、選手として真剣勝負が出来る時期は限られているのです。
(選手として)真剣にサッカーと向き合う時期はほんのちょっとしかありません。
その機会を逃してしまうのは、非常にもったいないと思います。

ただの思い出作りのためではなく、将来より良い選手になるために、また、サッカーを続けなかったとしても、真剣に取り組む事は各個人の内面を磨く事は間違いないと思います。
もう選手生活とはトンと縁がなくなってしまった自分から見たら、うらやましい限りです…
(そうはいっても、自分も選手時代は所々で手を抜いていたのですが…)

これから徐々に「頭を使ってサッカーをしよう!」という事になっていくと思いますが、基本的な「メンタル」の部分では泥臭い選手であって欲しいと思います。

2004年9月19日日曜日

ジュニア大会6ブロック予選・1回戦

4年生にとって、初のブロック大会となるジュニア大会。
ブロック大会が中野区の区大会と違うところは、交代選手が5名までと定められている点です。
11人制の場合であれば、試合に出る事の出来る選手は16名という事になります。
今年のジュニア大会は、11人制のサッカーではなく、8人制で実施される事となり、交代枠は8名という事になりました。
当然ですが、中野区外のチームとの対戦があるという事や、上位3位までに入賞すれば、さらに上の大会に出場できるという点も、区大会とは異なります。

さて、試合が始まる前に、子ども達を集めて最初に言ったのは「この試合は、特別な試合なんだ」という事です。
何が特別かというと、他区のチームと対戦するからでもなく、3位までに入れば上の大会に出れるからでもない。
この試合には、出られない選手が存在するという事が特別なのだといいました。

中野区大会では、交代枠が9名、つまり、1試合に20名の出場が認められています。
そして、つばさでは、試合会場にきている選手は、特別な事(体調を崩したり、著しく常軌を脱した行動をした?場合など)がない限り、全員が試合に出場します。
(中には勘違いしている人もいるみたいですが、『試合には全員を出場させる』という約束事はつばさにはありません。)

これは、つばさの目指すところが、勝負「だけ」ではなく、サッカーを通して子ども達の成長を見守るという事に重きを置いているからです。
試合に全く出場できずに、サッカーが好きになる(それも大好きになる)事は難しいと思います。
また、技術的にも精神的にも、試合経験は少ないよりも多い方が良いに決まっています。
ということで、練習試合はもちろんですが、中野区の公式戦や招待試合などでも、ほとんどの試合ではその場に来ている全員を出場させています。

しかし、この方法には大きな弱点があるのです。
それは、「何の努力もしなくても試合には自動的に出場できる」という事です。
勝利を目指して、日々努力を重ねる子もいれば、つばさの練習時間以外では、全くボールにふれない子…
それでも、ピッチに立つ時間は、ほぼ同じなのです。
技術的にも、モチベーションも低いレベルにある選手を大切にしているといえば聞こえは良いのですが、それが過保護になってしまうことは避けなければなりません。

そこで、年に数回のブロック大会は、子ども達に対する「カンフル剤」のような意味も込めて、その時点でのベストメンバーでいくと伝えてあります。
交代枠を1つも使わない可能性もあるし、今回の4年生に関しては、19名中11名が試合に出られないかもしれないという事は、合宿で話しました。

試合会場に行ったのに、試合に出ないで帰る。
はじめてこの経験をする子ども達は、その差こそあれ、それなりのショックを受ける事になります。
中には、「(交通費の)●●円も使って、これかよ!」と毒づく子もいます。
これをきっかけに、つばさの練習以外でも自主的にボールを蹴るようになる子もいます。
また、これを機に、サッカー熱が一気に冷め、退会を検討したなどという話も聞いた事があります。

全員がこちらの思惑通りには動かない事は、予め了解済みです。
目的は、「刺激」であり「経験」なのです。
「良い思い出」や「良い経験」ばかりをして、子ども時代を過ごす事が良いかと聞かれれば、自分は「ノー!」と答えるでしょう。
時には、ひどく落ち込むような「悪い経験」をする事も、子どもの成長には必要なのだと思っています。
今回の「経験」は、4年生にどの様な影響を与えたかは、今の段階では分かりません。
今後の子ども達の様子を見守りつつ、その都度対応していく事になると思います。

さて、反対に試合に出る子達に対しては、「お前らは『代表』なんだ、試合に出れなくて、ベンチで悔しい思いをしている仲間の思いも背負って戦わないとダメだぞ!」という話しをしました。
技術やモチベーションに差はあっても、「つばさ」というチームでともにサッカーをする「仲間」を大切に思う気持ちをもってもらいたいものです。
もちろん、自分のためにも力を出し切って試合をして欲しいのですが、今回はこのような形で試合に出る事の、そしてチームスポーツで自分がプレーする時の「責任」を背負わせました。

さて、試合の方は残念ながら1-2で落としてしまいました。
全くかなわないという相手かというと、そういう印象は受けませんでしたが、なによりも、つばさの試合運びが非常にお粗末でした。
なんといってもシュート数。
おそらく1本だけでしょう。
まぁ、その1本で1ゴールを奪ったのですから、何とも言えないのですが…

試合前に与えた「責任」というプレッシャーが悪い方へ影響したのかもしれません。
グランドが、いつものハードコートではなく、土と芝(雑草?)というのも影響していたでしょう。
力を出し切ったけど負けてしまった、という試合ではなかったように思えたのが残念でした。

今後は、ある程度ポジションを決めて試合に臨む事になります。(未だにポジションを決めずに試合をするなんて…と言われそうですが)
そうする事によって、サッカーの形が少しずつ出来てくると思います。
でも、大切なのはサッカーに対する思いであり、自分のプレーに責任を持つという事だと思います。
そういった意味で、試合に出た選手も、ベンチで悔しい思いをした選手も、何かを感じ取って欲しいと思います。

2004年7月18日日曜日

中野区春季大会・4年生

昨日(7/20)も今日(7/21)も暑いけど、この日(7/18)も暑かった!
それでも、昨日・今日の様に40℃近くまで気温が上昇しなかったのは、せめてもの救いといったところでしょうか。
ていうか、そんな中でサッカーをしたら、冗談抜きに危険なんじゃないかと思える様な最近の暑さ(熱さ?)…
朝練を終え、試合までの間、サンデーサンで一息つき、休憩は十分!
と思ったのですが、会場の大和小に向かうまでの間で、太陽にやられ、熱さでグッタリしてしまいました。

会場に着くと、すでに白い軍団(この日は予め白のユニフォームでいくと決めていました)が目に入りました。
体育館前の、日陰が多いナイスなポジションをキープ(試合当番のお母さん方、ありがとうございます!)していた事もあってか(というよりも、いつも?)子ども達は、グッタリした様子もなく、あちこちで動き回っていました。

とはいっても、あまり早くアップを始めて、消耗させてしまっては何にもならないので、しばらくは放し飼い状態…
さすがの暑さに、こちらが何も言わなくても、子ども達も日陰を中心に過ごしていました。
同時に自分も再充電…
なぜなら、子ども達に「暑くても、勝ちたいのなら走らなければダメだ!」と言うのですから、スイッチを入れたら最後、試合が終わるまでは弱いところを見せられないのです。
弛緩する時は、十分にゆるめる…
ギリギリまで…

ということで、1つ前のゲームが始まったところで集合をかけて、試合前のミーティングを始めます。
1番強調した事は、精神的な面。
「今日は暑い!コーチもグッタリだ。でも、暑くても闘わなければならない。暑いなぁと思って試合にはいると、良い結果はついてこない。暑いという気持ちよりも、勝つという気持ちを強く持つ事!」というようなこと言いました。
そして、「でも、頭が痛くなったり、気持ち悪くなるかもしれないから、その時は頑張らないで、すぐにコーチに言う様に。そうでないなら、死にものぐるいで走れ!」と付け足しました。

サッカー面では、今まで通りの事。
・簡単にクリアさせない
・前線に残っている相手選手に気を配る
・広い方へボールを動かす
といった所でしょうか、一つ付け加えた事は、「ドリブルよりもパスの方がボールを大きく、そして早く動かせるから、パスを使える時にはパスを使おう!」と伝えました。

前半は、朝練に来ていた11名を送り出しました。
あまりの暑さに、朝練を休んで試合に備えるつもりでいた子(親?)もいるかもしれませんが、朝練に来た子を優先して出しました。(朝練に来たのも、ちょうど11人だったし…)
ベンチ周りには日陰は全くナシ…
ベンチスタートの子ども達をココに座らせて15分を過ごさせるほどの勇気は、自分にはありません。
少し離れたところに子ども達を移動させて自分はベンチに座りました。
サウナ!?と思う様な、何とも言えない不快感…
この中でサッカーをするのは、大変です…

さて、試合の方は、前半開始早々に決定的チャンスを迎えましたが、ゴールならず…
これを含めて、計3回ほどの決定的チャンスを逃し、無得点で終わります。
しかし、ゲーム内容は、ほとんど押し込まれている状態でした。
前半15分のうち、12~13分間は、つばさ陣内でサッカーをしていたのではないでしょうか?
理由は簡単、ゲーム前に伝えていた「簡単にクリアさせない」という事が出来ず、つばさが失ったボールは、簡単につばさゴール前に放り込まれてきたのでした。
最後の最後で何とか踏ん張ってゴールは割らせなかったものの、中盤のルーズボールもほとんど相手にとられてしまっていました。
こうなっては、サンドバック状態です。
相手の攻撃を、ひたすら受けるのみ…
後半の課題は、誰が見ても明らかでした。

ハーフタイムになり、子ども達がベンチに戻ってきます。
どの子にも、疲労の色が濃く現れています。
そう、別にサボっているわけではなく、子ども達も精一杯頑張っているのです。
しかし、あえてムチを打ちます。
簡単にクリアされている事と、中盤でのルーズボールが全く拾えていない事を伝えます。
そして、「あと1歩!今よりも、もうちょっと頑張って足を出せ!暑いのは分かるけど、勝ちたいのなら根性を出すしかない!」というようなことを言って、ベンチスタートのメンバーと入れ替えて、送り出しました。

そして、後半…
こちらの期待に応えてくれ、子ども達は体力を振り絞り、ボールを追いかけました。
クリアもされはしますが、少しでも間合いを詰めようとプレッシャーをかけ、大きなクリアにはなりませんでした。
また、中盤のルーズボールも拾える様になり、つばさの攻撃する時間が増えてきました。

攻撃時間が増えていく中で、つばさの4年生達は、たいして教えてもいないパスを使い、ボールをスペースへ逃がしながら攻撃を仕掛けます。
ビッグチャンスも何回もありました。
しかし、ゴールを割る事は出来ませんでした。
すでに予選リーグで本郷に負けているため、ワイルドカードでの決勝トーナメントを勝ち取るには、この試合で勝つ事が最低条件です。
できれば、大量得点を取って勝ちたいのですが、そんな事を言っている余裕はありません。
何とか1点を…

(シュートチャンス)「来たっ!!」…(外す)「あーっ!!」と頭を抱える事、数回…
試合時間も残り2分程となった時に、ゴール正面15m程の所で左サイドからグランダーのパスをフリーで受けたもくちゃんがしっかりとキーパーを見て、落ち着いてゴールを決めました。
そして、そのまま試合終了…
なんとか勝ち点3を獲得し、後は他のチームの結果待ちとなります。

とんでもない暑さの中、子ども達はよく頑張ったと思います。
たとえ、最後までゴールを奪えず、引き分けで終わったとしても、またカウンターで1点を失い、ゲームを落としたとしても、「良くやった!」と言ったと思います。
しかし、それでも1点を奪って「勝った」という事はチームにとって大きな財産になったのではないでしょうか。
例え、決勝トーナメント行きを逃したとしても…

7月21日現在、4年生の予選リーグは残り1試合。
GroupAのしんやまA─しんやまB。
しんやまBが5点差以上つけて勝つと、決勝トーナメントは消えてしまいます…

試合後、子ども達には「気持ち」の大切さを伝えました。
まず、「気持ち」。
その上に、技術や判断力をつける事。
「気持ち」さえあればという「根性論」や「精神論」は好きではありませんが、「気持ち」の入っていない選手は最低だと思っています。
高い技術と判断力を持つ闘う集団…そんなチームになって欲しいものです。

試合後のグランド整備(最終試合のチームがブラシ掛けをする)を、つばさのコーチ達(星山・鈴木・樋口・笹谷)が代わってやってくれていたことに気付いた4年生はいたでしょうか?
そういったことに、素直に感謝する気持ちを持って欲しいと感じると同時に、このような仕事を面倒くさがらずにやる様になって欲しいと思います。
どんな事(たとえばブラシ掛け)にも、手を抜こう、さぼろうとする選手は、このような暑さの中の試合では、間違いなく手を抜く選手になってしまうと思っています。
自分では、サッカーの時には精一杯やっているつもりでも、心の奥底でサボろうという意識が働くものだと…

「気持ち」「人間性」という土台をしっかりしたものにして、その上に「技術」「判断力」「体力」を積み重ねていきたいものです。(自分もです…ハイ)

2004年4月29日木曜日

中野区春季大会・4年生

得失点差「-2」で落とした予選リーグの初戦は、決勝トーナメント進出を考えると非常に痛い敗戦でした。
とはいえ、少しではありますが、「闘う」姿勢を見る事が出来た事。
(何も教えていないので、全くのナチュラルだと思いますが)有効なパスが何本か見れた事。
敗戦後の選手達の様子から「悔しい」という表情が見て取れた事。
「帰ってからサッカーしようぜ!」と約束し合い、待ち合わせ場所を決めていた事…等々。
今後につながりそうな点はいくつもありました。

上手くなるには、ボールにたくさん触らなければなりません。
それも、イヤイヤ付き合わされたり、面白くないと思っているのに練習させられるような状態では、いくらボールを触っても上達しないでしょう。
「勝ちたい!」「上手くなりたい!」もしくは、ただ単純に「サッカー面白れぇ!」という気持ちになれるかどうかが、一番のポイントだと思います。
特に小学生の子ども達を相手にするコーチは、「その気にさせてしまう」「勘違い(?)させる」ことが、その仕事のほとんどではないかとも思います。

良い練習や、良いコーチングというものはもちろんあります。
練習の組み方や、コーチの声のかけ方で子ども達の進む方向は変わってくると思います。
でも、やっぱり上手くなるためには、全体練習の時間だけではムリなのです。
「練習」という意識ではなく、サッカーで「遊ぶ」感覚でより多くボールに触る事で、個々の技術が伸びていくのではないかと思っています。
そういった意味で、25日の試合後にサッカーの約束をし合っていた子達が多かったのは、非常に喜ばしい事だったと思います。
大切なのは、それが一部の子達だけにならない事。
一部の子達から始まった事であっても、それが自然とチーム全体に浸透していって欲しいと思います。

今日の試合後のミーティングでも子ども達に言いましたが、「チーム」が大切なのです。
一部の上手な選手が「オレは上手いのに、他のヤツが下手だから勝てねぇ!」とか、反対に「僕は下手ッピだし、どうせ練習しても上手くならいよ」というのでは困ります。
みんながサポートし合い、卒業まで人数を減らすことなくいきたいものです。

さて、試合の方は5-0で勝ち。
試合前に、前回の試合を振り返って、「ボーンと大きく蹴られたボールがみんなの頭を越えて2点とられたけど、どうすればいいか?」と訊きました。
本当であれば、こういった事をコーチから言われる前にあれこれ考える「利口さ」を持ってもらいたいのですが…
子ども達から出てきた答えは「ボールを蹴らせない」「ボールを取られない」でした。

そりゃ、「蹴らせない」というのは、前の試合でコーチも言った事だけど、全部を防ぐのは難しいでしょ?
実際、前の試合では、頑張って蹴らせないようにしていたのに、それで2点も取られたんだし…
それに、「取られない」のは最高だけど、そんな事が出来るのか?
というような事を言いました。
すると、「ん~……」となってしまいました。

「鳴かぬなら、鳴くまでまとうホトトギス」と家康(で良かったですっけ?)にならなければいけないのですが、試合前で時間もないし、自分も辛抱するのは苦手だし…ということで、こちらから言ってしまいました。
攻める事ばかりに夢中になってるから、遠く後ろの方にいる危険な相手にやられちゃうんだよ!
どんなときでも、周りを見て、危ないところはどこか気をつけていなければダメだよ。
本当は、ポジションが決まれば、それぞれで役割が決まって、ここで攻撃をちょっと我慢して、相手の危ない選手に気を配るという役割の選手がいるんだけど、今はポジションを決めていないんだから、「あいつにボールが出たら危ないから、オレちょっと下がってよう」というような判断が出来るようにならないとダメだぞ。
反対に攻撃の時でも、どこに行ってボールをもらえば有利になりそうだとか、どこにボールを持って行けばいいかとかも、周りを見ながら考えられるようにならないとダメだ。
と言いました。

結果…
試合中、常に最後尾で相手のカウンターに備えている選手が1~2名いました。
でも、ずっと決まった選手がそこにいました。
こちらの意図とはちょっと違ったのですが、この学年にとって初めての「戦術」という事になるのでしょうか?

試合の状況に応じて、最後尾に近い選手が、カウンターに備える意識を持つ。
でも、その選手は、入れ替わり立ち替わりというか、流動的に動いてもらいたかったのですが…
結果的には、センターバックだけを決めた格好になりました。(今後は、センターバックだけ、その後はセンターバックとトップだけ決めるというような戦い方になってくるかもしれません。そこから徐々に役割(ポジション)を増やしていく…)
これが、どうしてそういう流れになったのかは知りません。
試合が始まったら、勇亮と大雅が最後尾に残っていました。
自分の意志で、「俺たちで後ろを締めてやるぜ!」となったのか、「お前ら守ってろ!」となったのかは分かりませんし、特に聞きませんでした。
でも、そういう役割分担がこれから少しずつ出てくるという事と、後ろを固めていた人達に対して、「お前らのおかげだ!」(実際、ピンチになる事を未然に防いだ場面が何回もあった)という気持ちを持てるようになってもらいたいものです。

今は、「球蹴り」「ボール遊び」から、徐々にサッカーへと足を踏み入れてきた段階です。
試合に勝つのも、個々が上手くなるのも、チームメイトを大事にするのも、役割分担を考えてチームのために頑張るのも、全てがサッカーに必要な事です。
もっとドップリとサッカーにハマって欲しいものです。

2004年4月25日日曜日

中野区春季大会・4年生

多田小での開会式と6年生のWSC戦の前半10分まで(後半に3点を取られて、0-3の敗戦…)試合を見て、大和小へ移動…
自転車での移動は、思ったよりも時間がかかり、予定より10分ほど遅れて到着。
樋口コーチの周りをチョロチョロと動き回っている集団を発見。
一息入れてから、アップを始め、試合に備えます。

とは言っても、まだパスを出す事を意識させていない(自分の判断で出すパスは制限していない)段階なので、試合前の指示は3年生までの頃と変わりません。
ただ、4年生になり、色々な部分で洗脳(言葉が悪いかな?「意識改革」とでも言っておこうか?)作業に入っている段階なので、精神的な話しも色々としました。
特に強調したのは、「勝つんだ!」という気持ちを強く持つ事。
「勝てればいいな」や「勝ちたいな」ではダメで、「何が何でも、オレ達が勝つんだ!」という気持ちを持たなければ、弱い相手にしか勝てないという話しをしました。
それも、試合に出ている11人だけではなく、ベンチにいる選手も含めてチーム全員が「勝つ!」という気持ちを強く持つ事が絶対に必要であると話しました。

そうは言っても、そう簡単に戦う集団には変わりません。
実際、試合前のミーティングの時にも、自分が演説(時には演説のようにスピーチする事も必要)している時に、合いの手を入れてきたり、何だかんだと話の腰を折ろうとするヤツがいました。
そんなときに、「うるせえよ!静かにしろよ!」という声が子ども達から出てきた事は、収穫だったと思います。
ある程度の方向付けは、コーチがする事だと思いますが、チームを動かすのは選手達だと思っています。
選手達が同じ方向を向いて進み出した時に、チームとしてまとまる事が出来るだろうし、個々の力をお互いに引き出す事が出来るようになると思います。

さて、試合の方は2-4で負け。
1点先制されてから、2点を取り返し、一時はもらったかとも思いましたが、ロングボールからのカウンター2発と、終了直前にPKをとられて力尽きました。

技術的、戦術的な課題は沢山あります。
でも、それはこれから時間をかけてやっていきたいと思います。
今大会は、精神面で相手に負けない事、「勝つんだ!」という気持ちをプレーに出せるようにする事が課題になると思います。

球際の粘りや相手にロングボールを蹴らせない様に、早くボールに寄せる…等々。
後半は良かったと思います。
点数だけを見れば負けていますが、決して悪い内容ではありませんでした。
しかし、まだ全員がボールに食らいついていこうとしているわけではありません。
一部の選手達が、必死に走り回っているのが目立ちます。
しつこくボールを取りに行く、相手にロングボールを蹴らせないようにボールに飛び込む…このような事に、ドリブルやトラップの技術は関係ありません。
必要なのは「ハート」だけのはずです。
技術をつける事は絶対に必要ですが、自分の出来る事は精一杯やって、チームに貢献する。
チーム全員がそんな意識を持って欲しいものです。

2003年9月23日火曜日

ジュニア大会6ブロック予選・3回戦

「根性」「精神力」「気合い」…
サッカーは技術と駆け引き(頭脳)のスポーツだと信じている自分は、こういった言葉にはある種アレルギーのようなものを覚えてしまうのですが、実は非常に大切な事だと思っています。
いや、大切どころかこのような「気持ち」のない選手(人間)は、サッカーの世界ではもちろん、どの様な場面においても大成しないと思っています。
子ども達には、サッカー選手にとって一番大切なのは「気持ち」であると常日頃から説いていますし、競った試合では必ず「勝つんだ!」という気持ちの強い方が勝つものだとも言っています。

さて、今日の4年生…
1学期の最後の公式戦となった区大会プレーオフの初戦、2-0で下した鷺宮が相手でした。
以前勝った相手である事、最近の戦績が良い事で、ある種の油断、慢心があったような気がします。

しかし、サッカーはそんなに甘いものではありません。
前回の勝利も、楽に勝てた試合ではなかったはずです。
特に後半は、相手のペースだったように記憶しています。
それでも、勝利をモノに出来たのは、「勝つんだ!」という気持ちを強く持ち、相手のボールに対して早く、激しくプレッシャーをかけた結果だったのではないでしょうか。
それが終了間際の2ゴールに結びついたのだと思います。
あの試合は、最近の4年生の試合の中でもベストゲームだと思っています。

今日は0-3で負けました。
子ども達が本当に油断していたかどうかは分かりません。
しかし、決定的に違っていたのは、ボールに対して向かう姿勢でした。
前回は、相手にほとんどロングボールを蹴らせないような早いプレッシャーでペースを握ったのですが、今日は長いボールをどんどん放り込まれていました。
そして、ロングボールの落ちた先でも相手にボールを奪われて…

そこには圧倒的な力の差があったのでしょうか?
そうは思いません。
そこにあったのは、「俺たちが勝つ!」という気持ちの差だったのではないでしょうか?

つばさの4年生がしんやまに対して「リベンジしてやる!」と燃えていたのと同じように、鷺宮の選手達も「2度も続けて負けられるか!」という気持ちがあったと思いますし、そうなるのが普通だと思います。
その相手に対して、「多分勝てるよ!」「勝てる、勝てる!」という気持ちで対したのでは、結果は明らかです。

負けた事に関しては、何も言う事はありません。
「勝負は時の運」ともいう通り、全力を尽くしても負けてしまう事があります。
大切なのは、内容にこだわる事と、次につなげる事だと思います。
今日のゲームは、明らかに「気持ち」の差だったと思います。
技術的な差ではなかったと思います。
それだけに、非常に残念でなりません。
この敗戦を、どう捉えて、今後にどう活かすのか…
大切なのは、選手達の自覚だと思います。

5年生が優勝した時にもいいましたが、「満足」からは何も生まれてきません。
「自信」を持つ事は大切な事ですが、今の自分に「満足」してはいけません。
勝ち星を重ねても、「もっと強くなるんだ!」「もっと上手くなるんだ!」という気持ちを持ち続けて欲しいものです。

そして、本当の「自信」は積み重ねられた「実績」によってしか作られません。
先制点をとられても、「勝つ!」という気持ちが萎えないような、真の「自信」をつけようではないですか!
常に上を見て、集中した練習の積み重ね…このことによってしか、本当の「自信」をつける事は出来ません。
時間はかかるかもしれませんが、本当の「自信」、本当の「実力」をつけるために頑張ろう!

2003年9月14日日曜日

中野区春季大会・4年生・準決勝

この日、4年生は朝練なしで直接試合会場入り。
という事で3年生だけの朝練となります。

……静かだ!
5・6年のような「暗い…」という感じではなく、そこそこおしゃべりしている3年生はいるものの、いつものような騒がしさがない。
う~ん、4年生がいないと、こんなに静かだったのか…
まぁ、元気が良いのはイイ事だ!
やっぱり、子どもは元気じゃないとね!
!!!んっ?…………
もしや、今年の合宿が騒々しかったのって……………

さて、1・2年生の朝練が終わり、樋口コーチからプレーオフに勝ったとの連絡をもらったので、プレーオフ&決勝トーナメント1回戦となる会場の西中野小学校へ向かいました。
会場に着いたら、決勝トーナメントの別山の1回戦(というか、4チームなので準決勝)が行われていました。
対戦カードは、KFC-A対WSC。
後半だけの観戦でしたが、2年振りに見たKFC-Aの力強さ、速さは相変わらずでした。
同じ学年に、こんなに強いチームがいるということは、つばさの4年生にとっては、幸せだととった方が良いとは思いつつも…なかなか、簡単に勝てるチームじゃないなと思い、「不運…」とも思ってしまうのでした。

さて、ついにつばさの準決勝が始まります。
3年生の時には、ワールドカップの影響で公式戦ナシという不遇の学年でしたし、2年生の時には……結果は言いますまい。
とにかく、準決勝という未知の世界に足を踏み入れた瞬間でした。

対戦相手は「中野しんやま」。
練習試合の相手としても、何回もお世話になっているチームで、今年の山中湖合宿でも試合をお願いしたチームです。
しかしながら、ここまでの戦績は、(チョット?)しんやまに分がありましたが、夏合宿の試合ではつばさの力が上であると、☆コーチが力説していました。(缶チューハイを空けまくる☆の証拠ビデオあり?)

さて、ゲーム内容は…
☆コーチの言う通りでした。
異常とも思える灼熱地獄の中でしたので、しんやまの調子が悪かったのかもしれません。
しかし、局面の勝負においては、つばさの選手達がことごとく勝っていたように思われました。

このしんやま戦に限らず、最近の4年生の成長ぶりには目を見張るものがあります。
サッカーの質が変わった訳ではありません。
特別に技術が上達したとも思えません。
ポジションを決めた事が影響しているとはとても思えません。(まだ、そんなサッカーなんです…)

では、何が変わったのか…
「自信」だと思います。
どんな根拠があるのか分かりませんが、今の4年生には「俺たち強いぜ!」という妙に自信に満ちた雰囲気がプンプンします。
いや、最初は「俺たち、強い?」という感じだったと思うのですが、1学期の2~3勝が彼等を変えたのでしょう。

「勝利」というものは、想像以上の自信をチームに与えます。
「勝つ」という事は、チームの成長にとって欠かせない事なのです。

つばさは「勝負」に徹するチームではありません。
だからこそ、「勝てるはずの試合」は勝たなければいけないし、「ほぼ互角の勝負」を制するかどうかは非常に重要なのです。

4年生は、「勝てるはずの試合」で取りこぼすことはありませんでした。
そして、どちらが勝つか分からない「ほぼ互角の勝負」では、ことごとく接戦を制して「勝ち」を拾ってきました。
これで、「自信」を持たない方がウソです。
「自信」という武器を手に入れた4年生は、ひとつ上のステップへ進みつつあります。

しかし、その「自信」が「実」の無いものだと困ります。
1度の敗戦で、もろく崩れてしまう事でしょう…
特に次戦(ブロック大会)は、プレーオフで勝利を収めている鷺宮です。
この試合の結果が、今後の4年生に大きく影響を与える事になるのは、間違いなでしょう。

そして何より大切なのは、「実のある自信」を身に付ける事だと思います。
どの様な形にしろ「自信」を持っている今は、大きく飛躍するチャンスだと思います。
次のゲームをどの様に終えるのかも大切です。
そして、ただのお調子者で終わらないためにも、4年生のみんなには頑張って欲しいと思います。

4年は強いぜ!
練習したら、もっと強くなっちゃうなぁ…

2003年9月7日日曜日

ジュニア大会6ブロック予選・1回戦

8月末の合宿でポジションの役割を覚え、少しずつパスサッカーへ移行しつつある4年生…
また、今までは試合会場に来た子は全員が出場するという状態だったのが、今回はある程度人数を絞ってゲームを戦うという初めての経験…
今日のゲームは、非常に大きな意味を持ったゲームでありました。

まず、試合に出れた子と出られなかった子がいた事について。
つばさでは公式戦、練習試合を問わず、基本的にその会場に来ている子どもを全員出場させています。
そこには、サッカーを好きになってもらいたいという思いがあるからです。

「好きこそものの上手なれ」
好きでもない事に打ち込むわけはありませんし、そうなると、もちろん上達もしません。
上手い、下手は別にして、まずサッカーを好きになる事。
これは、つばさの基本的な目標でもあります。

試合会場で、常にベンチにいるだけ…
これでは、サッカーが好きになるはずがありません。
技術的に未熟であっても、試合で少しでも(偶然でも)活躍する事を経験すれば、サッカーに対して前向きになるかもしれません。
もちろん、そう簡単にならない事の方が多いのですが、サッカー(の試合)をしないでサッカーを好きになる事は出来ないと思っています。

しかしながら、問題もあります。
このような環境は、思い切り「ぬるま湯」状態となり、練習しなくても、上手くならなくても、また通常練習に出なくても試合の時に会場に行けば出れるという状態を作ってしまいます。
これは非常にまずい事です。
自分の努力を認めてもらったり、努力の足りなさを痛感して悔しい思いをするという事は、子ども達の将来を考えると非常に大切な事だと思います。

したがって、年に数回のブロック大会の時には、ベストメンバーに近い状態で試合に臨み、「ぬるま湯」から一度出すのがつばさの長年のやり方でもあります。
今日のゲームでも試合に出れない子が何人かいました。
その子達に対して「かわいそう」と思うのは簡単な事ですが、逆に「お前達は、良い経験をした」という様なとらえ方をして欲しいと思います。
挫折を味わった人間の方が、強くなれるような気がするのですが、それは私だけでしょうか…

大切なのは物事を前向きに捉える事、「どうせボクは下手だから…」といじけているだけでは何も解決しません。
チャンスはいくらでも転がっているのです。
そのチャンスをつかみ取るために何が必要か、そういった事を考えられる年齢でもあると思います。

試合の方は、2-0で勝利。
個々の能力はつばさの選手達の方が高かったと思われます。
攻め込まれる場面も少なかったです。
それだけに、もう少し上手な試合運びをして欲しいような気がしました。

まだまだ、経験不足な面が目立ちます。
グランド全体を頭に入れてプレーする事までは要求しませんが、せめて自分の周囲の状況ぐらいは掴んでおきたいものです。
そして、どの様なプレーをすれば良いのか…
今は、ただ一生懸命プレーしているだけという感じですが、この辺が変わってくれば面白いゲームが出来そうです。

高学年によく言う「駆け引き」をそろそろ意識しだす子が出てくる事を期待しつつ、区大会プレーオフとジュニア大会を見守っていきましょう。