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2005年11月27日日曜日

会長杯・6年生

最近サボリがち(というより、完全なる『サボリ』ですが…)な「ひとり言」。
前にも書いたと思いますが、どうにもこうにも同じようなことを書いている気がするという、マンネリ感たっぷりなのが正直なところではあります。
とはいえ、リクエストがあるのも事実ですし、なるべくアップしていきたいと思っていますが…

さて、長らくサボっている間に色々なことがありました。
・5年生の春季大会優勝
・2年生の秋季大会決勝進出
・4年生の秋季大会3位決定戦進出
・5年生の秋季大会準決勝進出
・6年生の会長杯予選リーグ敗退決定
どれもこれも、子ども達や保護者の皆さんにとっては重大な出来事なのですが、とても今からは思い出せませんので、最も旬(?)な出来事である6年生の予選リーグ敗退が決定した11月27日の試合について気付いたことを書きたいと思います。
ここまでの6年生は、勝たなければいけない試合をことごとく落とし、まさに崖っぷち状態。
いや、既に99%は崖から落ちかけています。
なんとか小指のツメの先が引っかかっているという感じです。
この日の2試合に勝ち、現在つばさより上位のチームが、こちらの思惑通りに星を落としてくれれば4位に滑り込むこともある…かも?
という状況です。
初戦の対戦相手はわかみや。
このチームも、つばさ同様で決勝トーナメントへ微妙なラインを彷徨っています。
お互いに勝ち点「3」を取ることが必至の状況です。
子ども達も「勝たなきゃ…」という(ちょっとだけ?)緊張した面持ちで試合に臨みます。
そんな雰囲気も、キックオフ直後のゴールで「アレ?」という感じになります。
キーパーのキックから、ジュンキが抜け出しあまりにも簡単にゴールを奪いました。
サッカーというのは不思議なもので、早い時間で簡単にゴールを奪うことができてしまうと、その後に大きな落とし穴がまっていることが良くあります。
その試合が大事な試合であればあるほど…という気がします。(オフトジャパンのイラク戦もそうだったような…)
といっても、自分の経験上ですが。
その後、タクトが追加点をあげ、リードは2点となりました。
対戦相手のわかみやのスタイルは、つばさが苦手とする「蹴り込み&激しいプレッシャー」ではないこともあり、この2点で負けることはないだろうと思っていました。
ところが、あれよあれよという間に2点を奪われ、なんとか1点を取り返すも、ゲームは全く落ち着かない展開。
結局、スーパーフリーキックを決められ、同点で試合を終えました。
これにて、ほんの僅かながら希望のあった決勝トーナメント行きは消滅。
まぁ、それは仕方がないことなのですが、なぜか勝てない6年生…
決して、強いチームではないと思いますが、ここまで勝てないチームではないと思います。
「気合い」のサッカーをする5年生には、6年生の上手いサッカーをよく見ろとさえ言いました。
しかし、それは間違いであったのだと、次の江古田戦でハッキリしました。
相手の江古田は、6年生が2人しかいなく、5年生もほとんどいないとのことで、その大半は4年生でした。
また、この日の初戦となる KFC戦を0-20という大差で落とし、かなりモチベーションは低下しているはずです。
実際、ゲーム中はそれほど激しいプレッシャーを受けることはありませんでした。
試合も10ー0でつばさが勝ちました。
しかし、ベンチのコーチ陣はその試合展開にイライラを爆発させる寸前でした。
プレッシャーがあまりないのに、わざわざ相手のいる方にボールをコントロールして、自らプレッシャーを受けるようなトラップやドリブル。
ゆっくり、丁寧にプレーすれば出来るはずなのに、何故かあせってアバウトなプレーをしてしまう。
この試合を観る限り、とても「上手い」サッカーをしているとは言えませんでした。
でも、確かに「上手い」サッカーをしている時期もありました。
最近でも、時々その片鱗を見せることはあります。
でも、それが6年生のプレースタイルとして定着していないということなのでしょう。
「上手そう」に見えていた時は、コーチがあれこれ指示を出していてそれに従いながらプレーしていたというだけなのかもしれません。
相手の嫌がるプレーや、チームにとってベストのプレー、その状況に応じて選択すべきプレーは決まります。
そして、その状況判断に優れている選手こそが「良い選手」であると思っています。
しかし、今の6年生は「自分のやりたいことを状況に関係なくプレーする」選手になってしまっています。
低学年のサッカーであれば、全く問題ありません。
「好きなようにやれ!」と言うでしょう。
でも、もうすぐ中学生になる6年生には、もうちょっと「周囲の状況をふまえて…」というプレーをして欲しいものです。
コーチである自分達に残された時間は残り僅かです。
良い状態でつばさを巣立っていってもらうため、何とかしなければいけません…