ページビューの合計

2004年4月25日日曜日

中野区春季大会・4年生

多田小での開会式と6年生のWSC戦の前半10分まで(後半に3点を取られて、0-3の敗戦…)試合を見て、大和小へ移動…
自転車での移動は、思ったよりも時間がかかり、予定より10分ほど遅れて到着。
樋口コーチの周りをチョロチョロと動き回っている集団を発見。
一息入れてから、アップを始め、試合に備えます。

とは言っても、まだパスを出す事を意識させていない(自分の判断で出すパスは制限していない)段階なので、試合前の指示は3年生までの頃と変わりません。
ただ、4年生になり、色々な部分で洗脳(言葉が悪いかな?「意識改革」とでも言っておこうか?)作業に入っている段階なので、精神的な話しも色々としました。
特に強調したのは、「勝つんだ!」という気持ちを強く持つ事。
「勝てればいいな」や「勝ちたいな」ではダメで、「何が何でも、オレ達が勝つんだ!」という気持ちを持たなければ、弱い相手にしか勝てないという話しをしました。
それも、試合に出ている11人だけではなく、ベンチにいる選手も含めてチーム全員が「勝つ!」という気持ちを強く持つ事が絶対に必要であると話しました。

そうは言っても、そう簡単に戦う集団には変わりません。
実際、試合前のミーティングの時にも、自分が演説(時には演説のようにスピーチする事も必要)している時に、合いの手を入れてきたり、何だかんだと話の腰を折ろうとするヤツがいました。
そんなときに、「うるせえよ!静かにしろよ!」という声が子ども達から出てきた事は、収穫だったと思います。
ある程度の方向付けは、コーチがする事だと思いますが、チームを動かすのは選手達だと思っています。
選手達が同じ方向を向いて進み出した時に、チームとしてまとまる事が出来るだろうし、個々の力をお互いに引き出す事が出来るようになると思います。

さて、試合の方は2-4で負け。
1点先制されてから、2点を取り返し、一時はもらったかとも思いましたが、ロングボールからのカウンター2発と、終了直前にPKをとられて力尽きました。

技術的、戦術的な課題は沢山あります。
でも、それはこれから時間をかけてやっていきたいと思います。
今大会は、精神面で相手に負けない事、「勝つんだ!」という気持ちをプレーに出せるようにする事が課題になると思います。

球際の粘りや相手にロングボールを蹴らせない様に、早くボールに寄せる…等々。
後半は良かったと思います。
点数だけを見れば負けていますが、決して悪い内容ではありませんでした。
しかし、まだ全員がボールに食らいついていこうとしているわけではありません。
一部の選手達が、必死に走り回っているのが目立ちます。
しつこくボールを取りに行く、相手にロングボールを蹴らせないようにボールに飛び込む…このような事に、ドリブルやトラップの技術は関係ありません。
必要なのは「ハート」だけのはずです。
技術をつける事は絶対に必要ですが、自分の出来る事は精一杯やって、チームに貢献する。
チーム全員がそんな意識を持って欲しいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿