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2008年5月5日月曜日

6ブロック5年生大会

こどもの日といえば、小学生にとって誕生日、クリスマスに次ぐ一大イベントです。
プレゼントをせがんだり、どこかに連れて行けと駄々をこねたりが出来る日だったりします。
そんなナイスな日に5年生のブロック大会がありました。
ここ最近のつばさは、ブロック大会初戦で姿を消すことが多いのですが…
例にもれず、5年生も0-1と試合を落とし、ドンヨリとしたこどもの日を過ごすことになりました。

さて、試合内容ですが、悪くはないが、決して良くはないという内容でした。
まずボールが落ち着かない。
デコボコなグランドだということも関係すると思いますが、技術的な面(ボールコントロール)という事以外にも、その原因はあります。
相手にボールを晒しすぎるため、簡単にボールに対してプレッシャーをかけられてしまう。
自分の身体でブロック(スクリーン)すれば、相手も取れないボールに対してアホみたいにプレッシャーをかけてこないだろうし、たとえそこにプレッシャーをかけられても、余裕でボールをキープできるはずです。
そして、視野が狭すぎるという点も見逃せません。
ボールを持つと、ゴール方向にターゲットをロックオンして、そこに敵がいようが、逆サイドにドフリーの見方がいようがお構いなし。
明治ラグビーの精神を受け継いだかのごとく「前へ、前へ!」と突き進みます。
といっても、取られてしまって「突き進む」事は出来ないのですが…
そして、その視野の狭さがパスでも自分達の首を絞めることになります。
パスのターゲットがあまりにも近すぎるため、大きく・早くボールを動かすことが出来るパスの利点をまったく享受できていません。
むしろ、パスをつなげばつなぐほど、自分達を窮地に追い込んでいるかのような気がします。
5年生になり、そろそろチームとしての「色」を出していく時期に来ています。
ですが、それ以前に個々の選手がしっかりとボールをキープできること、周囲を見ることが出来るというのは最低限必要です。
個人のサッカーからグループでのサッカー、そしてチームでのサッカーと順調に成長していく為にも、落ち着いてボールを持てる、視野の広さを個々に意識させなければと思いました。
ボールをキープできない、回りを見れないでは、状況判断もクソもないのですから…
さて、冒頭に「悪くはない」と書きましたが、それはどこか?
ザックリと言うと「丁寧に」プレーしようとしていた点です。
ブロック大会という緊張感からか、いつも通りなのかイノシシばりの突進が目につきましたが、「丁寧にプレーしなくちゃ!」という気持ちは、少しですがベンチに伝わってきました。
負けはしましたが、それなりの「形」にはなりそうだなという手応えも感じた試合でした。

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