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2005年6月5日日曜日

中野区春季大会・5年生

前回の区大会2戦と5月29日の練習試合で、感じたのは「逃げる」ドリブルが少ないという事。
ドリブルというよりも、ボールを動かす程度の感じなのですが…

グランドレベルでスペースを上手く使う、スペースへボールを運ぶという事はよく言われる事ですし、自分も子ども達に良くそういいます。
それと同じくらい大切なのが、自分の周囲の空いているスペースを上手く使う事だと思います。
ファーストタッチでボールをどこに置くのか?
相手のプレッシャーを受けないようにボールをどこへ運べばいいのか?
グランド全体を見るためにどんなボールコントロールをすればいいのか?
ほんの2~3mを欲張って、前にボールを動かす事しかできないようでは、プレーの幅が狭くなってしまいます。
もちろん、前方にスペースがあればそこを最優先しなければならないのですが、そうでない時にヨコや後ろのプレーエリアを上手く使えるようになる事が、「かしこい」選手になるためには欠く事の出来ない要素だと思います。
こうやって文章に書くと簡単そうなのですが、なかなかそうはいきません。
自陣や中盤付近で○ントスを思わせるようなボールの失い方を繰り返し、試合の流れはどんどん悪くなっていきます。
2点リードしていたもののあっさり追いつかれ、結局試合は引き分けで終わりました。
これで、決勝トーナメント進出は分からなくなりました。
おそらく、勝ち点ではKFC・Aと同じでしょうから、得失点差の勝負になると思われます。
もしくは、ワイルドカードでの進出かも…
もちろん、決勝トーナメントに進出する事も大切なのですが、前回にも書いた通り、今日のゲーム内容から何を感じ、次に活かすかという事の方が大切です。
今日までの試合を見ていると「ボールを奪われる」という事にあまり「罪悪感」を感じていないような気がします。
自分の勘違いならばイイのですが、もし自分の感じたモノが当たっているのであれば、それは大きな問題です。
「ボールを奪われる」もしくは「自分のミスでボールを失う」という事は非常に恥ずかしい事です。
もしボールを失ったら、ボールを奪い返すまで、もしくはボールがラインを割るまで追い回すべきです。
そうする事が、チームに対して出来るただ一つの「償い」の方法だと思うからです。
そして、なによりもそうしなければ気が済まないと思うほどの「プライド」を持ってもらいたいと思います。
「自分のミスから始まった相手の攻撃で点を取られた」なんていう事になったら、チームのみんなに申し訳ないどころか、自分に対して腹が立って仕方がないのがサッカー選手だと思います。
ところが、今日の試合を含めて、そんな「気持ち」を感じる事はほとんどありません。
目の前の相手に1対1を仕掛けてボールを取られる…
しかも、そんな事を何度もくり返す…
これでは、序盤で何点リードを奪っていても、安心してゲームを見る事が出来ません。
ボールを取られる事はもちろんあります。
でも、そのボールの取られ方が最悪なのです。
しばらくは「ボールを取られない」という事がテーマになりそうです。
その中で、ボールを取られる事の恥ずかしさを少しでも感じてくれるようになってほしいと思います。

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