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2008年4月27日日曜日

全日本6ブロック予選・1回戦

低学年の練習を終えて、荒川の河川敷に到着したのはちょうどハーフタイムの時。
試合途中ということもあって、ベンチ反対側の応援席に移動する。
つばさの女王様こと4年生の女子が自分の顔を見るなり「ダメ!ボロボロ!」と、いきなりのダメ出し。
聞けば、既に0-4で負けているとの事。

前半で4失点とは…そんなにヒドイのか、それとも相手がスゴイのか?
なんてことを考えながら後半を見る事に。
う~ん、確かに相手チームはつばさよりも個々の選手の能力は高い。
当たりの強さ、バランス、俊敏性…これらの運動能力が高そうだなと感じさせる選手が多い。
結局、後半にも2失点をして、トータルで0-6でした。
さて、30日の練習の時に、子ども達にはこう言いました。
サッカーで0-6というのは、ハッキリ言って「ボロ負け」だ。
そこには明らかな力の差がある点差だ。
確かに、相手チームはつばさよりも能力の高い選手がたくさんいたから、勝つのは難しいかもしれない。
でも、6点も差をつけれらてしまうほどの差ではないはずだ。
最近の谷戸でのゲームを見て「だいぶ上手くなってきたなぁ」と思っていたほどだから。
その「本当の力の差以上に余計な失点」には技術・体力以外の要素が影響している。
チームとしての勝敗に対するこだわり→「勝ちたいなぁ…」ではなく「絶対勝つ!!!!」という気持ちで試合に入っているかどうか。
相手選手との1対1での「勝負」のこだわり。
ルーズボールを奪い取るという強い気持ち…などなど。
要は、技術・体力も大事だけど、気持ちの強さというものもゲームではとても大切で、それはゲーム展開だけでなく、点差にも表れるのだということ。
この学年の子ども達には、以前にも言いましたが「サッカーは格闘技」なのです。
自分はスポ根ものや熱血ドラマは好きな方ですが、根性論者ではありません。
でも、「気持ち」(それらしく言うと『メンタル』)は絶対に必要なことだと思います。
そしてもう1つ、簡単に言ってしまうとボールとの一体感が足りないと感じました。
ドリブルの時ばかりでなく、トラップ、キックのフォームを見ても、「コイツ、やるな!」と思わずニヤッとしてしまうようなオーラを発している選手は見あたりませんでした。
強いて言えば、カオルのダイレクトのインサイドに、かろうじてサッカー選手「らしさ」を見た気がします。
丁度というか、5・6年生は4月の頭から「キック・トラップ向上キャンペーン中」です。
メンタル面とともに、こちらの強化にも着手しなければなりません。
釜本の名言
「サッカーなんてね、たくさんボールを蹴ってりゃ上手くなるんですよ!今の選手達はボールを蹴らなさすぎる!見た目の派手なプレーばかりやりたがる!」
という事で…たくさんボールを蹴りましょう。

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