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2003年5月10日土曜日

西が丘大会6ブロック予選・2回戦&準々決勝

結果から先に言うと、2試合とも先制しておきながら、追いつかれてのPK戦…
心臓にはよろしくない試合展開となりました。(1試合目なんか、2点リードしていた!)
しかしながら、そのPK戦を2試合ともモノにし、ベスト4まで駒を進めた事は、大きな自信にもつながったのではないかと思います。
明日は、今日以上に厳しい戦いとなるでしょうが、頑張って欲しいものです。

さて、試合の方ですが、先週の板橋荒川グランドでの試合と比べると数段良くなったと思います。
水曜日は、「身体を上手く使う事」「身体を入れる事」に的を絞って練習しました。
その成果はすぐには表れないと思います。
1度の練習ですぐに効果が出るほどサッカーは簡単なスポーツではありません。
しかし、先週の試合よりは身体を上手く使っている場面も見られたし、そうしようという意識もあったように見えました。
身体でブロックしたつもりでもスルッと前に入られてしまう場面も何回かありましたが、そこは繰り返し練習(練習中のゲームや他チームとの試合も含めて、意識する事が必要)していく中で、より質の高いモノにしていけばよいと思います。

そして、2試合とも相手の流れになりながら、なんとか試合終了まで持ちこたえた、チーム全員でのディフェンスは、「勝ちたい!」というみんなの気持ちが強かったからだと思います。
しかし、注文をつけるのであれば、1度ディフェンスに入ってしまうと、そこから抜け出す事が出来ないのでは、非常に辛いです。(ベンチでは、何度窒息しそうになった事か…)
そこで、あえて2つの課題を…

1.相手のボールを奪うのも、ルーズボールを拾うのも、もっと高い位置で!
2.やっぱり攻撃しようよ!とったボールをしっかり味方につなげる!

「1」に関して言うと、相手の猛攻が始まってしまうと、ほとんどの選手が最終ラインに埋もれてしまっていた…
するとどうなるか…
ボールを奪っても、前方にパスを受ける選手がいない(いても1人)ので、とりあえずクリアをするか、ラインの外にボールを出して、相手の攻撃を切る…
そこから、また相手の攻撃が始まる…

良い形で奪えなくて、何とか相手の攻撃を跳ね返す形になったとしても、そのこぼれ球を拾う選手がいない…(最終ラインに埋もれているから…)
ということは、そのボールも相手に拾われて、また相手の攻撃が始まる…

相手の攻撃に対して、ディフェンスを始めるのが最終ラインの近くになってしまうので、常に自ゴールに近い位置でディフェンスをする事になってしまう…

そう、「もう、ドンドン攻めて!」という事になってしまうのです…

まずは、DF・MF・FWの3ラインをしっかりと保つ事が必要です。
別にFWの選手がDFの位置まで戻っても構いませんが、その空いてしまったFWのポジションに誰かが入って、スペースを埋める事が必要です。
ボールを奪った後に、良い形で攻撃に移れるようなバランスを考えてポジションを取れるようになれれば、今日ほど受け身になる事も少なくなると思います。

もうひとつは、その3ラインの間隔をなるべく空けない事。
3ラインの間隔が大きく空いていたら、まったく意味がありません。
むしろ、(ほとんど)全員がディフェンスラインに埋もれてしまっている方が、まだましかも知れません。
要は、ボールを持っていない時にも、グランドや選手のバランスを「見て」「考え」自分のとるべきポジションを判断する事が必要です。

「2」の「とったボールを味方につなぐ」という事は、4年生の時から言っているし、6年生にとっても大きな課題です。
もちろん、そう簡単には出来ない事だと思っていますが、今日の試合を見ていると、フリーでボールをコントロールできるのに、慌てて蹴ってしまったり、イージーなトラップミスをしてしまう事が多かったような気がします。
ボールはとても大切なモノです、試合中は22名の選手達が必死に1つのボールを奪い合う程のモノです。
そんなに大切なモノを簡単に手放してはいけません。
しかも、相手に渡すなんて以ての外です!
相手にボールを渡すと言う事は、「攻撃して!」とお願いしているようなものです。

相手ゴールにボールを突き刺す為に、より良い状態の味方に丁寧にボールを渡しましょう!(これを『つなぎ』という。無駄なパスを繰り返すのではなく、より良い状態の味方にボールを渡す!)
みんなには、それだけの力があると思います。
今日の試合でも、丁寧につないでチャンスを作った場面が何回かありました。
ミスを恐れずに、良いプレーをしましょう!

そして、永遠のテーマ…
「気持ち」を前面に出して闘う事!!!
「抜かせない!」「とられない!」「勝つ!」…そのような気持ちをプレーに出せるように!(でも、冷静さは失わずに…)

みんなの力はこんなモンじゃない!
明日は、真の力を見せてやれ!!!

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