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2003年5月11日日曜日

会長杯・6年生

この日は、2試合ありましたが、3年生の試合を終えてから移動した為、1試合目の最後の方は、ベンチに入ったものの、ほとんどゲームを見ていない状態でした。
ということで、2試合目のJFC戦を見ての「ひとり言」となります。

まず、結果から言うと…スコアは19対0でした。
大勝という事になりますが、私の見た感じでは「快勝」とは言えませんでした。
点数の差は、個々の選手の運動能力の差であり、技術の差ではありますが、それ以上のものはありませんでした。

この日の試合は、局面を個々の能力で圧倒して、ゴールを量産するだけのゲーム内容でした。
このようなサッカーをしていて、三菱養和に勝てるのでしょうか?
いや、三菱養和が目的ではないのですが、つばさの6年生の目指しているものは何なのか…
力ずくでの戦いを挑む事なのか…
自分が成長する為に、何が必要かを考えてプレーしているのか…
これらは、そのまま彼等を指導している自分の反省にもなるのですが…

三菱養和と3回対戦して、何を学んだのでしょうか…
技術的にも、体力的にも、運動能力的にも上をいく相手に勝つ為には何が必要なのでしょうか?
ひとつひとつのプレー(トラップ・キック・ドリブル)を丁寧にする事で、ミスを減らすべきなのに…
相手の嫌がるプレー、相手のウラをとるプレーをする事が、身体能力の差をものともしなくなるはずなのに…

今日のゲームは、いつもと同じようにミスをしても、つばさの選手の身体能力が上なので、ミスがミスとして表面には出てこないが、同じような身体能力や、自分よりも上の能力の選手を相手にするならば、ちょっとしたミスでボールを失うのです。

何の工夫もなしに、相手のウラに出したボールも、相手の足がこちらよりも遅ければ、キレイなパスのように見えますが、同じくらい、もしくは自分よりも速いディフェンスであれば、そんなパスは1本も通りません。

ゴールを奪っても、試合に勝っても、それ(結果)だけで満足してはいけません。
つねに、最高ランクの相手と対峙しているイメージでプレーしなければ、進歩はありません。

相手の足が速いと、良いプレーが出来ない?
相手の当たりが強いと、何も出来ない?
そんな選手では困ります…

期待を込めて、あえて苦言を呈しました…
つばさでのサッカーも残り10ヶ月、出来る限りの事をやろうじゃないか!!

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