ページビューの合計

2004年9月11日土曜日

さわやか杯6ブロック予選・2回戦

ブロック大会なのに、1・2回戦は中野区のチームと対戦。
しかも、2回戦で対戦するWSCには連敗中…
その中野区大会(?)を勝ち上がっても、前回のブロック大会で苦杯をなめさせられた城北アスカと対戦する可能性もアリと、素晴らしい(?)対戦カードを実現させた自分のゴッドハンドを恨みつつも、中野九中から星山カーで西が丘へ向かいました。

試合は、前半開始早々に1点を奪いましたが、内容としてはイマイチの展開…
時間の流れが非常に遅く感じてしまいます。
リードしている時は、だいたいこんなモンなのですが、今日は一段と時間の流れが遅く感じてしまうのです。
それほど、内容が悪かったという事でしょう。
どんな形ででも追加点を…と祈りを込めてみていましたが、逆に1点を奪われてしまいました。

そして、1-1のまま前半終了。
どことなく遠慮がちなプレーが非常に目立つため、「人任せにするな!」「失敗しても良いから、自分のプレーを精一杯してこい!」と、精神的な面だけを強調して後半へ送り出しました。

後半開始早々、こんどは相手にゴールを奪われてしまいました。
それも、立て続けに2点…

はっきりいって、ここまでの試合展開を考えると、この2点は非常にイタイ。
でも、可能性がないわけではありません。
勝利を目指して、残りの15分を目一杯戦うしかないのです。
純一が大人気ない(あ、アイツはまだ子どもか…)シュートをゴールに突き刺し、試合時間も10分を残して1点を返し、反撃ののろしを上げるもそのまま力尽き、2-3で最後のブロック大会を終えました。

ガックリと肩を落とし、涙を見せながら戻ってくる子ども達…
こんな姿を見ると、コーチは自分の力不足を痛感し、自分を信じて付いてきてくれた子ども達に対して申し訳ない気持ちで一杯になるのです…
でも、だからこそ何とかしてやろうという気持ちにもなります。
この6年生に関して言えば、残りの半年間をどう過ごさせるかという事を…

今日のゲームもそうでしたが、ここ1年くらいのゲームを見ると、数名の選手に「おんぶにだっこ」という感じの試合が多く見られました。
たしかに高い能力を持った選手が数名いるのは事実です。
でも、その数名に頼っている様では試合には勝てないし、なによりサッカーにはならないのです。
そして、チーム力を上げる事は絶対に出来ないのです。

サッカーの能力には差があります。
そんな事は当たり前の事です。
だからどうだというのか?
サッカーが上手いヤツは偉いのか?
今の6年生には、そんな雰囲気さえ感じさせてしまいます。
上手いヤツからのパスが多少ずれていても、悪くないはずの方の選手が「ごめん、ごめん」と謝ったり、実際に口にはしなくてもそのような雰囲気がある様な気がします。
上手いヤツに対しても「オイ、パスが強いよ!」とか「こっちも見てくれよ!」とかの要求が出来る様にならなければダメだと思います。
今は、「僕たち、あなた達のジャマにならないようにします…」といった感じの、ものすごく消極的なプレーが目立って仕方がありません。

そうはいっても、そう簡単な事ではないという事は分かっています。
でも、そうしなければいけないのです。
チーム内でプレーの質をお互いに指摘し合う雰囲気がなければ、そのチームは死んでいるも同然です。
そこには、サッカーの実力は関係ありません。
もし、そこに遠慮を感じているのであれば、その必要は全くありません。
実力が全く同じになる事なんて不可能なのですから。

もし、仮に遠慮を感じる事があるとすれば、「オレ、あんまり努力してないからな…」という場合だけでしょう。
「アイツ、つばさの練習以外でもいろんな所でボール蹴って練習してる…でも、オレはつばさ以外では全くボール触ってないし…そんなオレが偉そうな事言えないよ。」というのであれば、納得も出来ます。
逆に、「お前何でそんなに偉そうに出来るの?」と、私自身も内心そう思うかもしれません。

それでも…もう一度言います。
チーム内で、サッカーの実力が違っても、お互いは仲間であり、協力し合ったり、時には言い合ったりしながら戦わなければいけないのです。
お互いがもっと自分を主張し合わなければいけません。
そこには、サッカーの実力は関係ありません。
「オレ、努力してないから…」という選手は、チームに貢献するために頑張って自分の実力を上げる努力をするべきです。
それによって、能力が上がったかどうかは問題ではありません。
大切なのは前に進もうとあがく事です。

どんな事でも、前進するのは簡単ではありません。
しかし、もがきつづける努力をしなければ何も生まれてきません。
また、何かを生み出す事が出来ないとしても、そのもがきつづける事で見えてくるものが必ずあります。

残りの半年間、もうブロック大会はありませんが、つばさとしての活動はここからが本番です。
卒団をどの様にむかえるかは、この半年にかかっていると思います。
そして、それが6年生みんなの今後にも大きな影響を与えるはずだとも思っています。
精神的にも、大人の領域に近づいてきた6年生であれば、理解できるはずだと思っています。

残された時間は半年のみ…
出来る限りの事をして卒団をむかえよう!

0 件のコメント:

コメントを投稿